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世界の長期独裁政権

Posted February. 18, 2006 02:59,   

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▲長期独裁型〓キュ−バのカストロ国家評議会議長は47年目、ガボンのボンゴ大統領は今年で39年目で長期政権ランキング1、2位を占めている。続いてリビアのムハマル最高指導者が37年目。赤道ギニア共和国のテオドロ・オビアン・ンゲマ・ンバゾゴ大統領とドス・サントスアンゴラ大統領が27年目、エジプトのムバラク大統領が25年目の長期支配を行っている。

それに加え、終身大統領まで登場した。トルクメニスタンのニヤゾフ大統領は、1999年に終身大統領を宣言した。今年81歳であるジンバブウェのムガベ大統領は事実上の終身制をとっている。

▲建国の主役型〓中央アジアの旧ソビエト諸国は、独立後政権を握った大統領が長期政権体制を築き上げた場合が多い。

1990年独立したトルクメニスタンの共産党出身のニヤゾフ大統領、1994年ベラルーシの初代大統領に選出されたルカシェンコがそのさいたる例だ。アフリカ、エリトリアのイサイアス大統領は、30年間独立闘争を行って大統領に当選して以来、長期政権体制に入った。

▲クーデタ政権型〓アフリカの独裁者たちは大部分クーデタで政権を獲得した。リビアのカダフィー国家元首は、1969年にクーデタで君主制を崩壊させた後、長期政権支配している。1989年に代将だったスーダンのオマル・バシール大統領もクーデタで政権を掌握した。

チュニジアのベン・アリ大統領は、1987年、自分を総理に任命した大統領を追放し、大統領の座に就いた。パキスタンのムシャラフ大統領も、クーデタに成功した後、01年に自分で自分を大統領に任命した。

▲父子世襲型〓アゼルバイジャン、トゴ、シリア、北朝鮮は王朝国家でこそないが、選挙の形式または党会議の追認などを通じ、父子間の権力世襲が行われた国だ。

アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領やアフリカの貧国であるトゴのナシンベ・ヤデマ大統領は、大統領だった父親が死去した後、選挙を通じて大統領に当選したが、大規模な不正選挙という批判の声が根強い。

1970年クーデタで政権をとったシリアのアサド前大統領が00年に亡くなるや、次男のバッシャール・アル・アサドが議会の決議を受け、後継者となった。

金日成(キム・イルソン)に次いで2代目の最高指導者である金正日(キム・ジョンイル)総書記は、3代目の後継者選びに取り組んでいる。リビアのカダフィー国家元首は、次男のイスラム・カダフィ、エジプトのムバラク大統領も次男のガマルに権力を渡す用意をしている。

▲暴政下の苦痛〓アフリカのスーダンでは、03年2月以降、西部地域のダルフールで人種差別と宗教迫害で18万人が死亡し、200万人の難民が発生した。ウズベキスタンのカリモフ大統領は、昨年5月13日、アンディジャン州の広場に集まった数百人を集団虐殺するように指示したという疑惑がもたれている。

ムガベ大統領のジンバブブエは、失業率80%、エイズ感染率20%を記録している。平均寿命は、1998年62歳から昨年38歳に低下している。赤道ギニアのンゲマ・ンバゾゴ大統領は、石油を販売して稼いだ7億ドルの金を海外の銀行に預けているが、国民は一日1ドルで細々と生活している。



gdt@donga.com