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ブッシュ大統領「北朝鮮とイランは非民主国家」

ブッシュ大統領「北朝鮮とイランは非民主国家」

Posted February. 02, 2006 06:04,   

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ブッシュ大統領は1日(韓国時間)、「シリア、ミャンマー、ジンバブエ、北朝鮮、イランのような(非民主国家に住んでいる人類の)残り半分の人々を忘れてはならない」と述べ、今年も引き続き「自由と民主主義の拡散」を外交政策の基調として推進することを明確にした。

ブッシュ大統領は同日の一般教書演説で、「世界平和と正義は、(北朝鮮などの非民主国家の)自由を前提にして可能になる」と述べ、「米国は、圧制の終結(end of tyranny)という歴史的かつ長期的な目標に忠実である」と力説した。

ブッシュ大統領は、「一部では、このような考え方を誤った理想主義だと非難するが、米国の安保は、(競争する大国ではなく)失敗した政権の保護を受けているテロ集団から、脅威を受けているという事実を、9・11テロで確認した」と付け加えた。

ブッシュ大統領が、1年間の国政運営の方向を伝える国政演説を通じて、「自由と民主主義の拡散」という原則を重ねて明確にしたことで、今年も北朝鮮の核開発、人権の改善、政権レベルでの偽造ドル製作などの事案をめぐり、米国の強度な圧迫が続くものと展望される。

しかし、ブッシュ大統領は演説で、秘密核開発の問題をめぐり、イラン指導部を強く非難したこととは対照的に、北朝鮮の核および人権問題に対しては、特に触れなかった。ブッシュ大統領は02年以降の五度の国政演説で、北朝鮮を「悪の枢軸」(02年)、「無法政権」(03年)などと呼んでいる。

また、ブッシュ大統領は、高油価時代にもかかわらず、「米国人は、(過度な)石油消費に中毒になっている」と警告し、「代替エネルギーの開発および核発展の拡充を通じて、エネルギー資源の過度な海外依存を減らす」ことを強調した。



srkim@donga.com