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中東地域政治不安のため国際原油価格が大幅上昇

中東地域政治不安のため国際原油価格が大幅上昇

Posted January. 31, 2006 03:21,   

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最近、イスラム武装抵抗勢力であるハマスがパレスチナ総選挙に勝利するなど、中東地域の政治状況が不安定になっていることから、国際原油価格が大幅に上がっている。

昨年、韓国が導入した原油の80%以上は中東から輸入されたものなので、同地域の情勢が悪化すれば、韓国の原油需給計画に支障が来たされる可能性がある。

30日、産業資源部と韓国石油公社によれば、韓国が主に輸入する中東産ドバイ油の現物価格は27日、前日比1バレル当たり0.71ドル(1.2%)上がった60.08ドルで取引を終えた。

米国産ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)現物価格は、1バレル当たり67.74ドルで、前日比で1.38ドル(2.1%)上がり、ブラント油現物価格は1.59ドル(2.5%)上昇の64.72ドルで取引された。

いっぽう、昨年、韓国が中東から輸入した原油は、04年比で6.8%増加の6億8936万バレルで、全原油輸入量(8億40320万バレル)の82%であることが明らかになった。中東産原油輸入割合が80%を超えたのは、1981年(90.7%)以後24年ぶりだ。

李ウォンゴル産業資源部第2次官は、「原油輸出中断による衝撃が大きくなれば、省エネルギー対策施行などの措置が検討されるかも知れない」と述べた。



legman@donga.com