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ヒル次官補と金桂寛次官、北京で会談 6者協議再開を模索か

ヒル次官補と金桂寛次官、北京で会談 6者協議再開を模索か

Posted January. 19, 2006 03:12,   

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クリストファー・ヒル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)と北朝鮮の金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官が18日、中国北京で突然会談を行った。米朝の6者協議首席代表の接触は、昨年11月の第5回会談以来、2ヵ月ぶりだ。

ヒル次官補と金外務次官は会談で、6者協議再開の最大の障害物として浮上した北朝鮮のドル偽造および流通疑惑をめぐる米国の対北朝鮮金融制裁問題を集中的に論議したもようだ。

北京のある消息筋は、「金正日(キム・ジョンイル)総書記の訪中後、ヒル・金桂寛会談が電撃的に実現した点が注目される」とし、「朝中間に6者協議再開に向けたある種の妥協案がつくられ、今回の会談が実現した可能性がある」と話した。

同筋は、「しかし、偽造紙幣問題に関して、米朝の見解の相違があまりにも大きく、互いの胸中をさぐるだけに終わる恐れもある」と付け加えた。

一方、金総書記が乗った特別列車は、18日午前10時、北朝鮮との国境都市の中国丹東を通過した。

中朝両国は、金総書記の帰国後も訪中の事実を発表しなかった。ある消息筋は、「金総書記の安全を考慮して、発表時間を平壌(ピョンヤン)到着後に延ばす可能性もあり、発表しないという話もある」と述べた。



yshwang@donga.com