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国民中心党が発足

Posted January. 18, 2006 03:00,   

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中部圏の新党である国民中心党が17日、ソウル松坡区(ソンパグ)のオリンピック公園で、全国九つの地方支部の代議員や党員約1万5000人が集まったなか、中央党創党大会および全党大会を開き、公式に発足した。

国民中心党は同日、沈大平(シム・デピョン)忠南(チュンナム)知事と辛国煥(シン・ククファン)議員を共同代表最高委員に、李仁済(イ・インジェ)、鄭鎮碩(チョン・ジンソク)議員と朴媛鍫(パク・ウォンギョン)創党準備委女性委員長の3人を最高委員に選出した。9人の最高委員の他4名は、共同代表が指名する。

さらに国民中心党は、李議員を5・31地方選挙対策委員長に任命した。

国民中心党は創党宣言文で、「国家アイデンティティを立て直し、国民に希望を与える新しい政治主導勢力を集めて、旧態政治を清算する」ことを明らかにした。

同日の創党大会には、党所属の金洛聖(キム・ナクソン)、柳根粲(リュ・グンチャン)議員や、ハンナラ党の崔鉛熙(チェ・ヨンヒ)事務総長、民主党の崔仁基(チェ・インギ)副代表、趙在煥(チョ・ジェファン)事務総長ら、内外から約40人が参加した。

沈共同代表は本紙とのインタビューで、「与党か野党か、左派か右派か、保守か革新かと聞くが、私たちは国民中心だ」としつつ、「国民中心党は健全な保守と合理的進歩の共存という常識が通る社会をつくる」と述べた。以下は、沈共同代表との一問一答。

——旧世代の人が多いという評価だが。

「サッカー国家代表チームのアドフォカート監督は、従来の選手たちだけでチームのカラーを変えた。既存の政治家とともにするが、すぐに新しさが現われるようにする。私はアドフォカートのような確信がある」

——「忠清(チュンチョン)道地域党」という地域的限界があるという批判に対して…。

「忠清党は限界があり、嶺南(ヨンナム)党や湖南(ホナム)党は限界がないのか。私たちは、分権型政党を主張した。中心は忠清道ではなく、国家、歴史、地理、国民精神の中心をいう。忠清党だけの矮小に止まらず、嶺湖南も網羅する」

——5月の地方選挙で、民主党との首都圏地域連合公認説があるが。

「今は、どの党、どの個人と連合するかを言及する時期ではない。今後、地域によってそのような必要がある場合に検討する。地方選挙のための民主党との統合は、まったく考えていない」

——金鍾泌(キム・ジョンピル)元自民連総裁は党に加わるのか。

「そんなことがあり得るだろうか。政界から引退した人をこんな話に引き出して、当惑させることは、元老に対する礼儀ではない」

——改憲が必要だと考えるか。

「そうだ。政権再創出のために、大統領5年単任制よりも4年重任制が望ましい。しかし、今のように権限だけあって責任のない政治文化を変えることができなければ、内閣制の方がましだ」

——大統領になる考えはあるか。

「国民と党員が身を投じて働けと言うなら、どうせ投げ出した身。できないことはない」



mindy@donga.com