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APEC首脳の配偶者プログラム、参加者全員が女性に

APEC首脳の配偶者プログラム、参加者全員が女性に

Posted November. 12, 2005 08:49,   

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釜山(ブサン)で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)に参加する21の加盟国の首脳が公式業務と各種の会議に臨む間、首脳たちの配偶者はどこで何をするのだろうか。

首脳が会議に臨む間、配偶者たちは別途の「配偶者プログラム(Spouse program)」に参加する。

配偶者たちは18日、釜山金井区(クムジョング)の梵魚寺(ポムオサ)を訪問し、釜山沖を一望におさめるヌリマルハウスで昼食をともにして親睦をはかる。引き続き19日には、釜山南区(ナムグ)の釜山博物館が用意した朝鮮時代の服飾文化展示を見学する。

配偶者プログラムは、女性たちだけが参加する「オールガールスクラブ(all girls club)」として行われる予定。女性であるニュージーランドのヘレン・クラーク(55)首相とフィリピンのグロリア・アロヨ(58)大統領の夫たちが、今回のプログラムへ不参加の意思を明らかにしたためだ。

アロヨ大統領の夫であり、弁護士であるホセ・アロヨ氏は、不正選挙疑惑でアロヨ大統領が辞任の危機に追われたとき、各種疑惑の核心に位置していた人物で、今回は訪韓しない。

クラーク首相の夫で、オークランド大医学部講師、社会学者として活動しているピーター・デービス氏は、夫の姓を名乗らずひたすら政治活動に力を注いできた妻のために、積極的な支援を行ってきた。今回も、「静かに」韓国を訪問するとのことだ。

大多数の首脳が配偶者とともに韓国を訪問し、晩餐など各種行事には夫婦同伴で参加するが、「さびしい首脳」もいる。代表的なのは、日本の小泉純一郎首相。小泉首相は結婚4年目に離婚し、その後は独身である。今年7月に夫人を癌で失ったマレーシアのアブドゥラ・バダウィ(66)首相も同様だ。

一夫多妻制度が認められているブルネイのハサナル・ボルキア(59)国王には二人の王妃がいる。今回の釜山訪問には「第1王妃」格であるサーレハ王妃がお供をするという。



credo@donga.com