「ミッシー・ゴルファー」の韓煕円（ハン・ヒウォン、２７、フィラコリア）が舅の誕生日（１０月５日）のプレゼントとして、シーズン初優勝を贈った。４日、米ロサンジェルス近くのトランプナショナルＧＣ（パー７１）で開催された米ＬＰＧＡツアー「オフィスデポ選手権」（賞金総額１３０万ドル）最終日の残余ホール試合。
前日、日没サスペンデッドになる直前の８番ホールまで９アンダーで１打差の単独首位をキープしていた韓煕円はノーボギーに３バーディーを奪って、最終合計１２アンダー２０１で、１９万５０００ドルの優勝賞金を手に入れた。これで直前大会まで今シーズン２１の大会に出場して、７回も「トップ１０入り」を記録した韓煕円は、「七転び八起き」でシーズン初優勝兼通算４勝目を記録した。
同日の優勝は韓煕円にとっては格別な意味を持つ。０３年１２月、プロ野球選手出身のソン・ヒョクと結婚した後も米国ツアーに専念していたため、嫁としての役目をまともにできなかった。そのため、韓煕円は「遠く離れていて会えない舅の誕生日プレゼントに優勝カップをあげることができて嬉しい」と言った。
韓煕円は結婚した翌年の０４年の１勝（セーフウェイクラシック）に続いて、今年も優勝を記録し、結婚がツアー生活に決して障害物ではないことを証明した。また、韓煕円のこの優勝は、１９８８年具玉姫（ク・オクヒ）がスタンダードレジスターで韓国人選手としては初めて米ＬＰＧＡツアー大会で優勝して以来の１７年で、韓国人選手が収めた５０番目の勝利。
他の選手と違って１、２ラウンドを正常に終え、調子のコントロールに問題がなかった韓煕円は９番ホールから始まった同日、１０のホールを回る間、一度もグリーンを外さない完璧なアイアンショットで、これといった危機なく無難に優勝カップを獲得した。
同日、５アンダー６６のデイリー・ベストを記録した姜秀衍（カン・スヨン、三星電子）は単独２位（１０アンダー、２０３）。米ＬＰＧＡツアーで韓国人選手が並んで１、２を占めたのは11回目。
同大会の通算４度目の優勝を狙っていた「ゴルフ女帝」アニカ・ソレンスタム（スウェーデン）は、最終ラウンドで１打を減らすに止まり、金美賢（キム・ミヒョン、ＫＴＦ）らと一緒に９位タイ（４アンダー、２０９）に満足しなければならなかった。
韓煕円は今週、ロングドラッグスチャレンジに出場して２週連続優勝に挑戦した後、１１日帰国して韓国女子プロゴルフ「メリッツ証券クラシック」（１４〜１６日・ハンイルＣＣ）と済州（チェジュ）で開かれる「０５ＣＪナインブリッジクラシック」（２７〜３０日）に連続出場する。
ysahn@donga.com
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