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「携帯傍受、技術的に可能」情通部が初めて認める

「携帯傍受、技術的に可能」情通部が初めて認める

Posted August. 17, 2005 06:27,   

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情報通信部(情通部)が「現実的に不可能」との見解を変えて、携帯電話への盗聴・通信傍受が可能であることを初めて認めた。

情通部は、また新しい暗号システムの導入など携帯電話盗聴への防止策も作って発表した。情通部の陳大済(チン・デジェ)長官は16日、ブリーフィングを通じて「移動体通信の基地局を設けるほどの能力があれば、携帯電話への通信傍受は不可能なものではない」と述べた。

陳長官は、「携帯電話への通信傍受が技術的に可能なのは事実だが、なんの経済的負担なしに通信傍受関連の装備に必要とされる主要部品を開発し、多数の専門家と財源を注入できるところは、国家安保を担当する省庁のほかには存在しない」と付け加えた。

国家機関は、携帯電話の盗聴が可能であることを事実上認めたものだ。情通部は、国家情報院(国情院)が5日、携帯電話への盗聴を行った事実を公表した後も、携帯電話への盗聴・通信傍受は不可能だと主張してきた。

情通部は、さらに携帯電話への盗聴に対する国民の不安感が広がっていることから、来年末までには個人の携帯電話の通話を暗号化できるように、暗号化のレベルをさらに高めることにしたと明らかにした。着信端末の暗号が、移動体通信会社が保管している端末別の認証番号と同じかどうかを確認する「着信認証サービス」も開発することにした。



smhong@donga.com cij1999@donga.com