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中国ハッカーの日本総攻撃、韓国に飛び火?

中国ハッカーの日本総攻撃、韓国に飛び火?

Posted August. 15, 2005 03:05,   

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中国のハッカーたちが日本のインターネットサイトに大々的な攻撃に出る動きが伝わっていることを受けて、韓国政府と業界も非常警戒に入った。中国ハッカーたちが日本側の防御を避けるため、中間からの経由地に韓国のサーバーを選択する可能性が大きいとされているからだ。ネットユーザーたちは清と日本が韓半島で戦った日清戦争になぞらえて、「サイバー日清戦争」が起きるのではないかと憂慮している。

14日、韓国情報通信部(情通部)とインターネット業界によると、中国最大のハッカー組職である紅客連盟中心のハッカー4万5000人あまりが第2次世界大戦終戦60周年記念日の15日を期して、日本サイトを総攻撃する計画だという。

とりわけ歴史歪曲で非難を浴びている扶桑社出版社と日本内の反中サイトが主要攻撃目標になるとみられている。

中国ハッカーたちは、1999年から今まで6回も台湾、米国、日本などと「サイバー戦争」を繰り広げている。中国は紅客連盟に登録した正式会員だけで3万人を超え、国家レベルでも10万人以上のハッカーを養成しているとされている。

問題は日本政府が攻撃を阻止するためにハッキングの震源地と把握されている中国のインターネットアドレス(IP)を遮断したなら、事態が韓国に飛び火しかねないという点だ。

中国ハッカーたちは、韓国を経由して日本のウェブサイトを攻撃すれば、日本側も防衛が難しいだろうとみているようだ。

韓国サイトが経由地に使われ、中国からいっぺんに接続要請が殺到すれば、ネットワークを管理する国内の中・大型コンピューターに過負荷がかかってダウンしかねないだけでなく、ハッキング攻撃拠点と誤解される恐れがある。

情通部はこのような事態に備えて、最近国内超高速インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)と300余りの大学に公文書を送り、ネットセキュリティの強化を要請した。

KTは、「日中間のサイバー戦争予防及び対応計画書」を作成し、各地域本部の状況室に配布しており、16日まで「侵入事故対策本部状況室」を24時間運営する予定だ。

DACOMも3チーム・80人余りで「応急対応チーム」を構成し、16日まで活動することにしている。



smhong@donga.com