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軍隊で単位を取得

Posted July. 20, 2005 03:14,   

한국어

来年の下半期から、軍で服務中の兵士がオンライン講座を通して大学の単位を取得することができる、「兵営大学」が導入される。

また2011年までに段階的に全部隊で衛星テレビによる語学放送教育が実施され、兵営内に語学サークル運営のような外国語教育の体制が構築される。

国防部と教育人的資源部は19日、このような内容を盛り込んだ軍の人的資源開発政策の総合計画を発表した。

これによれば、国防部は兵役法を改正して、来年下半期から兵士が入隊前に在学した大学のオンライン講座を受講して、年間6単位まで取得するようにする方針だ。ただ単位取得の際の受講料は、兵士が個人的に負担しなければならない。

また、大学在学中に入隊した兵士が軍で受けた教育訓練の中で、一部課程に対しては該当大学で単位と認める案も検討している。

これと共に、来年から2011年まで3段階にわたって1600億ウォンの予算を投入して、全部隊に有・無線インターネット網を構築するなど、サイバー外国語教育のための基盤施設を構築することにした。

国防部の関係者は「この施設が構築されれば兵士は衛星テレビとインターネットを利用して多様な外国語学習ができるようになる」と話した。

また、国防部は部隊ごとに語学専担教官と学習指導官を任命し、兵士の学習を支援する計画だ。

そして、兵士の学習欲求を満たすとともに能力を開発するため、毎週土曜日の午前を「自分啓発学習時間」に指定して、語学や資格取得のための勉強に専念するようにする予定だ。

しかし、普段の訓練だけでも忙しい前方部隊の場合、指揮官と兵士らの負担が大きくなる恐れがあるとの声も出ている。

また、大学在学中に入隊した兵士とそうでない兵士間で違和感が生じる可能性があり、兵営大学が主旨とは異なって、本来の任務遂行に支障を来たす恐れがあるとの声もでている。



ysh1005@donga.com