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与党のイメージは無能—怠慢—混乱

Posted May. 31, 2005 06:53,   

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与党ヨルリン・ウリ党は30日、全羅北道茂朱(チョルラプクド・ムジュ)のリゾートで議員及び中央委員連席会議を行い、党のアイデンティティの見直しと4・30再・補欠選挙の敗北による党の支持度向上案をめぐって、激しい議論を交わした。

党指導部は、党のアイデンティティ問題について「実用対改革路線」論争の中断を求めたが、改革性向の議員と外部招請の講師は改革性の後退が党の支持度下落の主な背景だと非難した。

また、一部議員は「政府の誤った経済政策が、政府与党に対する国民離れ現象をけしかけている」と強く批判して、論争が起きた。

▲党のアイデンティティ〓文喜相(ムン・ヒサン)議長は挨拶の言葉を通じて、「改革対実用論争を今日付で終熄させよう」とし、「改革はこの時代の欠かせない課題であり、実用は改革を成功させるための戦略」との見解を明らかにした。

コインの裏表のような実用と改革を分離してどちからを強調するのは、答のない論争を呼んでくるしかないという論旨だった。

丁世均(チョン・セギュン)院内代表も、「改革の反対は守旧であって実用ではない」とし「実用中心的な政策と代案で、絶えず改革を追求しなければならない」と加えた。

政治分野討論の主題発表をした韓国社会世論研究所(KSOI)の金憲泰(キム・ホンテ)所長も「実用的ではなければ改革でみられない」とし、「ウリ党がアイデンティティ論争を保守対進歩の構図に持っていけば党が、割れるかもしれない」と警告した。

一方、丁海亀(チョン・ヘグ)聖公会大学教授は、「ウリ党が掲げる実用主義が、急速に悪化する経済的な社会二極化の解決という観点では、その意味が曖昧だ」と実用路線を批判した。

▲党支持度下落の原因〓金所長はウリ党のイメージを一言で「無能、怠慢、混乱」にまとめた後、「リーダーシップの不在」と「政策及び路線政党構築の失敗」を支持度下落の主な背景にあげた。

彼は特に「民主対反民主構図」という巨大な戦線が消滅した後、これに代わる新しい戦線の創出に失敗した点を問題として指摘した。

また△湖南(ホナム)地域と忠青(チュンチョン)地域に対する過度な依存△湖南・忠青地域の支持基盤の弱化△386世代の高学歴ホワイトカラーの民主労働党への分散などを支持度下落の原因で示した。

4・30再・補欠選挙の敗北の原因を分析して発表した朴炳錫(パク・ビョンソク)企画委員長も「党のリーダーシップが脆弱でスターのいないことが問題」としながら、リーダーシップの不在を指摘した。

丁教授は「『国会過半回復』という安易なスローガン提示と公薦過程での正当性の喪失で政治的嫌悪感を増大させて支持者離れを呼んだ」と分析した。

▲経済危機の叱咤〓韓悳洙(ハン・ドクス)副首相兼財政経済部長官は同日、韓国経済の現況に対する主題発表を通じて「第一四半期2.7%の経済成長率は量的な面で期待に及ばなかった」とし「しかし消費、投資など支出項目の成長傾向が増えて、第2四半期以降には景気の流れが改善するだろう」と見通した。

ここに、チャン・ギョンス議員は「税金がこんなに高くて石油価格も上昇して庶民たちの不満が大きい」とし、「ハンナラ党は減税政策を打ち出しているのに、どうして私たちは今ごろになって騒ぐのか。直ちに減税政策を打ち出さなければならない」と強く批判した。

金椿鎭(キム・チュンジン)議員も「現場で感じる景気体感指数はとても低い」とし「社会安全網から疏外された階層のための雇用を増やす政治的決断を下さなければならない時だ」との指摘をした。