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済州を国際自由都市へ、政府が構想案確定

済州を国際自由都市へ、政府が構想案確定

Posted May. 20, 2005 23:29,   

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済州道(チェジュト)が、香港やシンガポールと似たような国際自由都市に生まれ変わる。

政府革新地方分権委員会(尹聖植委員長)は、20日に済州道を立法、財政、課税、出入国管理など、自治行政の全分野にわたって高度な自治権を持つ国際自由都市に作りだすことを柱とした「済州特別自治道」の基本構想案を確定した。同委員会は、この案を同日、李海瓚(イ・ヘチャン)首相の主催で開かれた関係省庁長官会議に報告した。

政府は、近いうちに首相室に仮称「済州特別自治道推進団」を設置し、党政および関係省庁協議を経て細部推進計画を立てた後、年内に特別法を制定し、早ければ第4期民選団体長時代がスタートする来年7月から施行する方針だ。

構成案によると、済州道に対するすべての規制がネガティブ方針に緩和され、法制、慣行、文化など、各種の制度が国際基準に合わされってきた。長期的には、済州道を△ビザ無し(No Visa)△無関税(Duty Free)△無規制(Zero Regulation)△英語の公用化(With Ehnglish)など、名実ともなう国際自由都市に造りかえる。このため、まず条例として各種の規制法律を緩和または廃止できるよう自治立法権が強化される。

さらに、済州道の税収入は国税と地方税を問わず、すべて済州道に使用権限が与えられる。行政機関の外国人採用も、事実上自由化される。

同委員会はこれとともに、教育自治体と自治警察制を済州道で優先導入するものの、済州地方国土管理庁など、主な特別地方行政機関のシフトを積極検討することにした。



orionha@donga.com