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ハリウッドに太極旗翻して

Posted April. 29, 2005 23:19,   

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韓国の映画が「世界工場」を持つことになる。

韓国映画会社の資本で米国のハリウッドにスタジオを作って映画を製作して、これをハリウッドの巨大配給網を通じて米国及び世界全域に上映する「グローバルスタジオ」システムの構築が本格化した。俳優と監督は米国現地のスター級を起用して、映画で使われる言語も英語だ。

東亜(トンア)日報の取材結果、国内の映画投資配給1位であるCJエンターテイメントが、ハリウッドで活動する作家を雇って『ノルマンディーの虜』という仮題の映画シナリオを極秘裡に作業中であることが確認された。日本の植民地時代、日本軍に強制徴用されて第2次世界大戦に参戦することになった韓国男性と、彼を助ける米国人白人兵士の実話がテーマ。同映画は韓国映画会社がハリウッドの現地法人を通じて英語になった映画を生産する「グローバルスタジオ製品1号」になる見込みだ。

CJエンターテイメントの関係者は29日、『ノルマンディー…』に対して「ハリウッドのスター級俳優をキャスティングし、英語が上手なアジア係監督を起用して、早ければ来年下半期に製作に入る予定」とし、「純制作費はハリウッド基準で中間規模である3000万〜4000万ドル(300億〜400億ウォン)程度になる」と明らかにした。

CJエンターテイメントは、シナリオが完成する年内にCJエンターテイメントが持ち分を持っているドリムウォックスを含めて、ハリウッド有数の投資配給会社のうち1社と契約して、同映画に対する世界に向けた配給問題を決定する計画だ。

グローバルスタジオシステムが定着すれば、韓国企業が自動車や携帯電話の生産工場を海外現地に設立するように、韓国の映画製作社も外国にスタジオを建てて現地観客の情緒と文化を勘案したオーダーメード型の文化商品を製作する契機になることになる。

2004年、韓国映画界は米国など全世界に194本の映画を輸出して5800万ドル(約580億ウォン)を稼いだ。



sjda@donga.com mindy@donga.com