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盧大統領「米国民より米国寄りの人たちが一番心配」

盧大統領「米国民より米国寄りの人たちが一番心配」

Posted April. 17, 2005 23:03,   

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トルコを国賓訪問している盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は16日午後(現地時間)、「相当の知識を持っている韓国国民のうち、米国民よりももっと親米的な考え方を持って話をする人がいるのが一番の悩みで、心配だ」と語った。

盧大統領は同日、イスタンブールのスイスホテルで行なった同胞懇談会で「韓国人なら韓国人らしく考えて判断するべきだ」として、このような見方を述べた。盧大統領の同日の発言は、「北東アジア均衡論が韓米同盟の悪化を招きかねない」という最近の批判的な世論を意識したものとみられる。

また、盧大統領は「韓米関係で韓国の発言権が少しずつ高まっている」として、「韓米同盟には何ら問題がない。国民の大多数が、それで正しいとするのなら、多少の雑音はあろうと、一歩一歩押し進めて行く」と強調した。

さらに「韓国と米国における、米国を中心にしてものを語る人たちに対しても、この問題で説得することが政治家の能力だが、率直にいってその能力が足りない」とし、「頑張っているつもりなのだが、私よりも頭の良い人たちが多い」とも話した。

盧大統領は17日午後、7泊8日にわたるドイツとトルコ国賓訪問を終えて、特別機でイスタンブールのアタチュルク空港を発って、18日午前、京畿道城南市(キョンギド・ソンナムシ)のソウル空港に到着する。



jnghn@donga.com