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ザイトゥーン、盧大統領訪問前日に誤発事故

ザイトゥーン、盧大統領訪問前日に誤発事故

Posted April. 13, 2005 23:10,   

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昨年12月、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領がイラクに駐留する韓国軍ザイトゥーン部隊を訪問する前日、ザイトゥーン部隊兵士の銃器誤発事故で、現地イラク民兵隊員1人が死亡したことが、13日明らかになった。

13日、合同参謀本部(合参)によると昨年12月7日午後、ザイトゥーン部隊駐屯地内で、ホン上等兵(22)がK2小銃で悪戯をしていて、誤って実弾を誤射。銃弾は、一緒に警戒勤務に当っていた現地民兵隊員バカル(23)氏の腹部を貫通した。直ちに近隣の病院に搬送されたが、4日後に死亡したという。

事故後、部隊関係者たちは、バカル氏の遺族に1万ドルの慰労金を渡し、毎月450ドルの生活費を支援していると、合参は明らかにした。また、遺族の住宅を新しく建て、バカル夫人を部隊の正門検索要員として採用したという。

合参関係者は、「バカル氏が、事故なのでホン上等兵を処罰しないようにと遺言を残した。現地の遺族も同じ主旨の嘆願書を部隊に送った」とし、「現在、ホン上等兵は帰国して、関連法によって1審で1年6ヵ月の禁固刑を受け、控訴中だ」と述べた。

また、「盧大統領の部隊訪問前日なので、保安措置を強化するために、事故の事実を当時公表しなかった」としながら、「事故を隠すとか隠蔽する意図はなかった」と主張した。

しかし合参は同日、「ホン上等兵が銃器の安全チェックをしている時、誤って発射された」と発表したが、記者たちが疑問を提起するや、後になって事故の原因を訂正、正確な事故の経緯を隠そうとしたと批判されている。



ysh1005@donga.com