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三星、起亜、SK…その次は? プロ野球今シーズンの戦力地図

三星、起亜、SK…その次は? プロ野球今シーズンの戦力地図

Posted March. 30, 2005 23:24,   

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三星(サムスン)が「公共の敵」であることが再確認された。

05プロ野球開幕が2日後に迫った中、地上波放送局3社の看板解説委員3人が分析した戦力地図は3強5中。3強には異見の余地なく三星、起亜(キア)、SKが数えられた。朴魯俊(パク・ノジュン)SBS解説委員は、「これら3チームがベスト4入りできなければ、誰かが責任を負わなければならないだろう」と言ったぐらいだ。

その中で、最も有力な優勝候補は三星。河日成(ハ・イルソン)KBS解説委員は、「正規シーズンは選手層の厚いSKが有利であるかも知れないが、ポストシーズンの短期戦勝負は三星、起亜、SKの順」と話した。許亀淵(ホ・グヨン)MBC解説委員は唯一、三星、起亜の複数候補を出したが、内部的には三星により重さを置いている。

現場の監督らも、三星が最強と言うことには異論がない。韓火(ハンファ)の金寅植(キム・インシク)、現代(ヒョンデ)の金在博(キム・ジェバク)、斗山(トゥサン)の金ギョンムン、SKの趙凡鉉(チョ・ボムヒョン)監督が三星を優勝候補に上げた。ロッテのヤン・サンムン監督はサッカーを例であげ、「レアル・マドリードだって、いつでも優勝するわけではない」と言ったが、迂迴的に三星が第1位という評価をしたわけだ。LGの李スンチョル監督だけが起亜が1位という少数意見を出し、当事者である三星の宣銅烈(ソン・ドンヨル)、起亜のユ・ナムホ監督は、「皆が優勝候補」と言っただけだ。

そこで、最も気ニなるのが、ポストシーズン行きチケットのかかった最後の1枚である第4位を誰が占めるかということ。河日成委員が現代を単独候補とした一方、朴魯俊と許亀淵委員は現代、ロッテ、LGが熾烈な競合を繰り広げると展望した。

河解説委員は、「現代は打者では沈正洙(シム・ジョンス)、朴ジンマン、鄭成勳(チョン・ソンフン)、投手ではシン・チョルイン、李サンヨル、マ・イルヨンの空白が大きいが、試合を進めて行く貫禄と経験が強み」と言った。許解説員は、「ロッテはマウンドで、LGは組織力で、上位圏に上がる力を備えている」と言った。

斗山と韓火は相対的に低評価されたが、いつでも全体版図を揺さぶることのできる伏兵と言う評価。朴委員は、「斗山は5人先発体制が整えており、韓火は打者が良い。そのため、先頭の現代と最下位のロッテが22試合差も出た昨年とは違って、薄氷の勝負が繰り広げられ、ファンに更なる楽しさを与えるだろう」と見通した。



zangpabo@donga.com