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ファストフードの発がん物質検査へ

Posted March. 21, 2005 22:21,   

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中国内で販売されていたファストフード店で、「スダン1号」という発ガン性の物質が見つかったことを受け、韓国内のファストフード業者に対する全面的な検査が実施される。

食品医薬品安全庁(食薬庁)は、ファストフードに使われるソースや中国産のラー油、コチュジャン(唐辛子味噌)にスダン1号が使用されているかどうか調べることにしたと、21日明らかにした。今回の調査では輸入業者だけではなく国内の製造業者も対象になる。

これに先立ち、中国のKFCは16日、スダン1号が含有されたニューオーリンズ・チキンウィングやチキンバーガーの販売を中止した。

食薬庁のイム・ギソプ食品安全局長は、「現在、スダン1号が国内に輸入されたという記録はないが、徹底した安全性の検証のため製品検査を実施する計画だ」と話した。

しかし、食薬庁は「ファストフード業者が自ら生産するソースの材料については届け出制度になっている。別状がない限り、書類確認以外の製品検査はしない」ことを明らかにした。

先月、イギリス産「オイスターソース」のスダン1号の含有が疑われたときも、食薬庁は輸入の記録がないことだけを確認した。

これに関連し、韓国KFCの関係者は「国内製品では中国で問題になっていた色素ではなく、韓国の食品メーカーの色素を使用している」と話した。



孫宅均 sohn@donga.com