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米第2師団、今夏に未来型部隊に衣替え

Posted March. 06, 2005 22:38,   

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韓国に配備されている米第2師団を未来型師団級部隊であるUEx(Unit of Employment X)に転換する作業を含んだ在韓米軍軍事変換(Military Transformation)が、当初の計画より2年繰り上げて推進されていると、米国の軍事日刊紙「星条旗新聞(Stars & Stripes)」が6日付で報じた。

同紙によると、ジョージ・ヒギンス米第2師団長(陸軍所長)は最近のインタビューで、「第2師団を師団と軍団の機能を統合したUExに転換する作業が今夏に終了する」とし、「転換が終わった後も、今のように『第2師団』と呼ぶかどうかはまだ決まっていない」と明らかにした。

さらに、「当初、第2師団のUEx転換など、在韓米軍軍事変換は07年に計画されていたが、チャールズ・キャンベル米第8軍司令官が第2師団と米第8軍の転換計画を繰り上げた」と話した。

米第2師団のUEx細部転換計画と関連して、「既存の師団司令部は1つの中心司令部と2つの戦術司令部、そして大隊規模の特捜部隊に数ヵ月内に改編が終わる」と述べた。また、「UExに転換された第2師団は、任務の性格によって多様な形態の5個旅団戦闘チーム(BCT)を配属されて指揮することになり、6月に予定された軍事訓練で、これに関する第1回の試験が実施される」と説明した。

さらに、UExに転換される米第2師団第1旅団には、先端射撃統制装置が装着したエイブラムス戦車をはじめ、最新型M270A1多連装ロケット砲(MLRS)、各種戦術無人機(UAV)が配備され、打撃精密度と偵察能力が大幅に強化されると話したと、同紙は伝えた。

昨年10月、在韓米軍は、兵力削減による戦力増強計画の一環として、米第2師団をUExに転換する内容を骨子とする全面的な部隊改編案を発表したが、具体的な推進日程は公開しなかった。



尹相虎 ysh1005@donga.com