北朝鮮は最近、韓国政府に対して、６月中に６者協議に復帰する容易があることを非公式に伝えてきたと、２８日付の日本の産経新聞が日本政府関係者の話として報じた。
北朝鮮は次回協議で韓半島の非核化や経済支援に関して合意がなされれば、これを足がかりに米国との二国間協定を１０月までに結びたい考えであることも、韓国側に伝えたという。
このような情報は韓国から日本に伝えたものと同紙は報じている。しかし、韓国政府は報道内容について公式に否定している。
同紙は、北朝鮮の構想通りだと、６者協議の再開に向けた実務レベルの当局者会議は５月前に開催される可能性が高いが、米国が北朝鮮との協定締結に応じない構えを見せているため、北朝鮮の思惑通り進むかどうか不透明だと伝えた。
これについて、６者協議の韓国側首席代表の宋旻淳（ソン・ミンスン）外交通商部次官補は、「そんな推測報道は論じる価値や意味が全くない」と一蹴した。
李揆亨（イ・ギュヒョン）外交通商部報道官も「報道内容は事実ではない。韓国政府は北朝鮮が一刻も早く６者協議に復帰することを望んでいる」と述べた。
hanscho@donga.com
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