昨年、韓国企業と個人が海外不動産に投資した金額は３億ドルに迫り、史上最大を記録した。
３０日、財政経済部（財経部）によると、昨年の海外不動産投資（申告額基準）は２億８１２１万１０００ドルで、前年（１億４３４７万５０００ドル）に比べて９６％増加した。昨年の海外不動産投資は従来まで最大だった１９９７年（２億７３３４万７０００ドル）に比べて２．９％多い。
昨年の海外不動産投資を投資主体別に見ると、大手企業が１億４４１５万８０００ドルで全体の５１．３％を占めた。中小企業は１億２６１７万５０００ドルを、また個人は３．８％である１０８７万８０００ドルを投資した。
投資地域別では、アジアが１億３１５９万８０００ドルで最も多く、△中南米＝８６７３万６０００ドル△北米＝４７３１万ドル△アフリカ＝９２６万２０００ドル△オーストラリアやニュージーランドなど大洋洲＝５９９万７０００ドル△欧州＝３０万８０００ドルの順だった。
財経部の関係者は「海外不動産投資の申告額が大幅に増えたのは大手企業と中小企業の活発な海外進出で、各現地法人が事務室と工場敷地確保のために現地不動産を買い集めたため」と説明した。
個人の海外不動産投資が申告されず、為替差益などの不法な手口によって行われると、公式統計では分からなくなる。
申致泳 higgledy@donga.com
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