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時速600kmの「飛ぶ船」、5年内に実用化へ

時速600kmの「飛ぶ船」、5年内に実用化へ

Posted January. 30, 2005 22:39,   

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水上を最高時速600kmで「飛ぶ」船が、遅くとも2009年の末に登場する見通となった。

海洋水産部(海洋部)は30日、一度に乗客200人を乗せて、水上から3〜5mほど浮かんだまま、時速200〜600kmのスピードで走る海上運送船「ウイング・シップ(wing−in−ground effect ship・写真)」の開発事業を、5年内に実用化する大規模な国家プロジェクトに選定したことを明らかにした。

海洋部は、来月から4月まで、同事業の経済的な妥当性の検討を終えて、今年下半期から09年まで計1200億ウォン(約120億円)の事業費を投入する方針だ。

ウイング・シップは、韓国海洋研究院・海洋システム安全研究所が約10年間にわたって研究し、技術を開発してきた未来型船で、すでに国内はもちろん米国、シンガポール、欧州などで製造技術の特許まで獲得している。

海洋部は、ウイング・シップが商用化されれば、航空料金の半分程度で国内沿岸と中国の東部沿岸、日本などを1〜3時間に結ぶことができ、北東アジアの旅客と貨物運送の市場に大きな変化をもたらすものとみられている。



黃在成  jsonhng@donga.com