Go to contents

テニスの金ソンヨン「明日のワールドスター」

テニスの金ソンヨン「明日のワールドスター」

Posted January. 30, 2005 22:46,   

한국어

小さいころからテニスコートは主な遊び場だった。

テニスコートを運営していた父親のそばで、ラケットとボールをもって遊んでいた。そのため自然にテニス選手の道を選び、いつのまにか世界トップを目指すようになった。

韓国テニスのエース、金ソンヨン(18・ヤンミョン高校・世界ジュニアランキング1位)。29日、オーストラリア・メルボルンで開かれたオープンジュニア男子ダブルズ決勝で金は台湾の選手と決勝に進出した。

30日開かれたシングルズ決勝では、世界2位のドナルド・ヤング(16・米国)に0対2(2対6、4対6)で敗れたが、韓国男子選手としては史上初めてメジャー大会ジュニア部で準優勝を記録した。決勝という心理的負担のせいなのか、サーブの成功率が下落し、相手より15も多い41エラーとなったのが失敗の原因。女子選手としてはチョン・ミラ(三星証券)が1994年ウィンブルドンで準優勝をしたことがある。

金は「2週間で20近くの試合をこなしてきたため、体力的に限界だった。シングルの決勝ではボールを追って走る気力もないくらいだった」としながら、「しかし、メジャー大会で良い成績が残せ、うれしい」と話した。

優勝はできなかったが、金は今大会を通じてアジアのテニス界をリードする人物として注目された。

準決勝までの5試合のうち、4試合で逆転勝ちを記録した。また、2回戦の時は初めて最高時速200キロを越えるサーブを記録した。

グランドスラム大会ジュニア部はスター誕生の舞台。現在、男子世界1位のロジャ-・フェデラー(スイス)と世界2位アンディ・ロディック(米国)は1998年USオープンジュニア部シングルで各々準優勝と優勝を記録した。

また、前女子世界1位のマルチナ・ヒンギス(スイス)は1994年ウィンブルドンジュニア部チャンピオン出身で、現在世界1位のリンゼイ・ダベンポート(米国)は1992年USオープンジュニア部で優勝した。

186センチの身長で6年間三星(サムソン)証券の支援を受けている金は、これからの将来についてもかなり高く評価されている。

一方、前日行われた女子シングル決勝では、セレナ・ウィリアムス(米国)が2年ぶりにトップに復帰した。



金鍾錫  kjs0123@donga.com