最高検・中央捜査部（朴相吉部長）は２０日、京畿（キョンギ）、光州（クァンジュ）地域のマンション建設の許認可をめぐるロビー疑惑と関連し、同地域の国会議員である野党ハンナラ党の朴赫圭（パク・ヒョクギュ）議員が建設会社から数億ウォン（数千万円）の賄賂を受け取った手がかりをつかみ、朴議員に２２、２３日中に出頭するよう通告した。
検察当局者は「朴議員が受け取った金は、逮捕された金容奎（キム・ヨンギュ）光州市長よりも多いことが分かった」と述べ、受け取った金額が５億ウォン以上であることを示唆した。検察は、金市長が建設会社から４回にわたって授受した現金５億ウォンのうち１億ウォンを朴議員の自宅で受け取った、という供述を、建設会社関係者などから確保している。
一方、朴議員は、東亜（トンア）日報記者の電話取材に対して「臨時国会が開かれている上、個人的な日程が溜まっているので２８日に出頭したいとの立場を弁護士を通じて検察に伝えた」とし「（建設会社から）何かを受け取ったことはない」と話し、容疑を否定した。
jin0619@donga.com
About Dong-A Ilbo