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中国、高句麗切手も発行

Posted December. 03, 2004 23:13,   

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中国が7月はじめ、中国内の高句麗(コグリョ)遺跡が世界文化遺産に登載されてから、「高句麗文化遺跡記念切手」を発行したことが3日になってようやくわかった。

政府はこれに対し「このような記念切手の発行は、ほかの国でもよくあることであり、中国政府の高句麗史の歪曲問題とは結び付けないつもりだ」と明らかにした。

しかし、切手の発行時期が中国外交部のホームページで「高句麗」という言葉が削除された事実を東亜(トンア)日報が単独報道(7月9日付A2面)した時点であることからすると、「同問題に対する政府の捉え方が甘すぎるものではないか」という指摘も出ている。

中国当局は6月、蘇州で開催された世界遺産委員会総会で北朝鮮と中国双方の高句麗遺跡が世界文化遺産に登載されたことを記念し、集安県の高句麗王城、王陵と貴族の墓などを描きいれた切手を7月発刊すると政府関係者たちが伝えた。

ところが、韓国政府は8月末中国側と高句麗史の歪曲問題に対する口頭了解事項を決める際、この切手については触れさえしなかった。また、問題の切手を手に入れて情報通信部に渡したのは、今月はじめであるとされている。

一方、情報通信部も来年7月、高句麗遺跡の記念切手を発行する予定であるため、高句麗史をめぐる紛争が韓中間の「切手戦争」に飛び火する恐れもある。



夫亨權 bookum90@donga.com