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明日はモルディブに「借金を返す日」

Posted November. 15, 2004 23:10,   

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「頑張れ、対モルディブ戦!」

17日に開かれるモルディブとの06ドイツW杯アジア2次予選最終戦は、韓国サッカーの運命がかかった一戦。

組2位のレバノン(3勝1分け1敗・勝ち点10)に勝ち点1点差の不安な1位を走っている韓国(3勝2分け)がもし引き分けたり負けたりした場合、韓国サッカーは今後2年間、開店休業状態に陷るしかないためだ。

ヨハネス・ボンフレール監督が海外派総動員令を下した中、オランダPSVの「太極(テグク)デュオ」李栄杓(イ・ヨンピョ)と朴智星(パク・チソン)、スペイン・ヌマンシアの李天秀(イ・チョンス)、イングランド・ウルボヘムトンの薛鐗鉉(ソル・キヒョン)が15日午後、仁川(インチョン)空港を通じて帰国した。

そのため、同日午後7時45分から2時間行なわれた戦術訓練には、代表チーム召集以降初めて、20人のエントリー選手が全員が集まった。

最近、足首を怪我した李天秀は、帰国直前開かれたセビヤ戦で後半に交替投入され、チームの5連敗を防ぐ活躍を繰り広げたためか、声に自信感が溢れていた。「密集守備をするに違いないモルディブのゴール前を無力化させる」と言った李天秀は、「韓国サッカーは私が責任を負う」と言う言葉で、自分に催眠までかけた。

13日、日本FA杯山形戦で1ゴール1アシストを記録し、最近不振だったゴール感覚を取り戻した安貞桓(アン・ジョンファン、横浜)は、「モルディブは密集守備に強いので、中距離シュートと側面突破を考えている。1テンポ早いパスとシュートでゴール前を突破する」と覚悟を示した。

安貞桓はボンフレール号発足後、ほとんどの試合にストライカーとして出撃したが、これといった得点砲は見せてくれないでいる。

また、李栄杓は、「初試合ではモルディブがよく把握できず引き分けたが、今度はどんな戦術を使うのかよく分かっているので難しくないと思う」と言い、朴智星は「無条件勝たなければならない試合だ。当然ゴールが重要で、必ず攻撃ポイントをあげる」と覚悟を見せた。

危機の韓国サッカーがモルディブを相手に華やかなゴールパーティをしながら復活できるかどうかは、彼ら海外派の足にかかっている。



金尙浩 hyangsan@donga.com