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国会、李首相発言巡り混迷長引く

Posted October. 31, 2004 23:02,   

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李海瓚(イ・ヘチャン)首相の野党ハンナラ党を卑下した発言をめぐる与野党の対立が、妥協点を見いだせないまま長引く見通しとなっている。

与党ヨルリン・ウリ党は31日、ハンナラ党が与党の理念を問題視したことについて、先に謝罪するよう求め、攻勢に出た。しかし、ハンナラ党は李首相が問題の発言を謝罪しない場合、国会の正常化に応じることができず、必要によっては場外闘争も辞さない、との強硬姿勢を示した。

ウリ党の李富栄(イ・ブヨン)議長はこの日、記者会見し「ハンナラ党は根拠のない思想的攻勢を中止することを約束し、それについて謝罪しなければならない」とし「今回のことは決して許せず、今回こそ、悪いクセを直さなければならない」と話した。

これに先立って李首相と李議長、千正培(チョン・ジョンベ)院内代表は10月30日、与党政府間の非公開会議を開き、当分、ハンナラ党の理念攻勢に謝罪表明の先行を求め、強硬姿勢で臨むことで意見をまとめたものとされる。

これによって、ウリ党は1日、国会・経済分野の対政府質問にハンナラ党が出席しない場合、民主労働党(民労党)、民主党とともに対政府質問を強行する案を積極的に検討中だ。しかし、民労党と民主党は、ハンナラ党が参加しない場合、対政府質問を行なってはならない、との立場だ。

ハンナラ党は、李議長の「思想攻勢をめぐる発言」について「言い返す価値がない」とし、11月1日午前、緊急の議員総会を開き、李首相の発言を繰り返し糾弾する計画だ。任太煕(イム・テヒ)スポークスマンはこの日「世界メディアや経済専門家が、現政権の政策を左派的だと批判しているのに、与党が無理に否定しているのは、行き過ぎた強弁」だと指摘した。



鄭然旭 朴民赫 jyw11@donga.com mhpark@donga.com