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国民銀行と新韓持株、リーディング・バンク争い

国民銀行と新韓持株、リーディング・バンク争い

Posted October. 31, 2004 23:09,   

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金融専門家は国民(クンミン)銀行と新韓(シンハン)金融持株が今後銀行界をリードする先導銀行(リーディング・バンク)競争で熾烈(しれつ)な首位争いを繰り広げると予想した。新韓持株の場合、資産規模は国民銀行に次いで2位を占めているが、よく整えられた金融持株会社のシステムを背景に有力な候補として急浮上している。

東亜(トンア)日報経済部が、国民銀行頭取に姜正元(カン・ジョンウォン)氏が選任(10月29日)されたことと韓国シティ銀行の発足(11月1日)に合わせて、31日、証券会社と民間・国策研究所の銀行担当専門家22人を対象に実施した緊急のアンケート調査の結果、こうした事実が分かった。

調査結果、「2010年先導銀行候補」としては国民銀行と新韓持株がそれぞれ10票を得て圧倒的な支持を得た。次いでウリ金融持株とハナ銀行がそれぞれ1票を得た。

国民銀行と答えた銀行の専門家たちは、総資産規模1位の「銀行界への掌握力」を理由に挙げた。膨大な店舗網や認知度など、顧客確保の側面で最も優越な地位を占めていると指摘した。一方、新韓持株はリスク管理と商品開発能力、専門人材の確保で高得点を得た。

「先導銀行の中核要素」を聞く質問(2つの複数回答)に対しては回答者のうち16人(72.2%)が資産規模を挙げた。また△銀行産業での議題設定機能(7人)△資本の安定性(6人)△効率性(6人)などを挙げた回答者も多かった。

一方、これとは別に国民、新韓、ウリィ、ハナ、韓国シティの5行の戦略担当副頭取を対象に実施したアンケート調査で、新韓とハナ銀行の副頭取は韓国シティ銀行を「一番怖いライバル」に挙げた。彼らはシティのグローバル・ネットワークと商品開発能力を一番警戒していると述べた。国民とウリは新韓銀行を名指し、韓国シティはみんながライバルだと答えた。

金融研究院の池東鍱(チ・ドンヒョン)研究委員は、「規模と関係なく、新しい金融サービスと商品を開発する能力が先導銀行を決定する重要な要因になるだろう」と強調した。



李康雲 李𨩱容 kwoon90@donga.com lcy@donga.com