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食事は普段通りに…17日修能試験、受験生の健康チェック

食事は普段通りに…17日修能試験、受験生の健康チェック

Posted October. 31, 2004 23:13,   

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浪人中の李某君(19)はこのごろ、朝ごとにお腹が痛くてトイレに何回も行く。高校3年生のクォン某さん(18)も頭痛と生理痛が以前よりひどくなった。

17日に実施される大学修学能力試験を控えて、これまで入試準備に疲れ果てた受験生の体にも各種の異常症状が現われる。

試験日が迫るほどストレスも高まる。最上の成績を出そうとすれば、普段のコンディションを維持するのが一番重要だ。修学能力試験を控えて健康管理の要領を聞いてみた。

▲献立を変えないこと〓頭脳活動を促進するという食品が受験生の親を誘惑する。しかし、いくら良いと言っても、たったの数日で効果が出たりはしない。むしろ消化不良など予期せぬ副作用が現れる可能性が大きい。

受験生が極度に敏感なこの時期は普段の献立を維持した方が良い。朝食をしなかった受験生に元気を与えるといって急にご飯や営養食を食べさせるのも良くない。

試験当日の午前には受験生の緊張度が最も高い。この時、脳のエネルギー消耗量も多いため、チョコレートやキャンディーなどを準備して食べるようにする。

▲お腹がしくしく痛いとき〓受験生の腹痛は大部分一時的な神経性障害だ。医学的には「非潰瘍性消化不良症」という。主に上部のお腹がしくしく痛くて消化がうまくできない。検査しても原因ははっきりしない。

ストレスが主な原因だ。薬の処方をしてもすぐは効果がないため、食事の前に充分に体をほぐして、心を楽にするのが最善の措置だ。

しかし、腹痛が長いか、痛みがひどければ、医師の処方を受けて制酸剤や胃腸運動を促進する薬を飲む方が良い。この場合、試験当日、薬を持って試験場に入るようにする。

▲頭痛と不眠のとき〓過度なストレスによる緊張性頭痛が多い。午前より午後にもっとひどい。首がかちかちで、後頭部が重くて痛い。頭頂部やこめかみが締められる感じがしたりする。

このようなときは熱いおしぼりで首の筋肉をほぐすしっぷをすれば良い。両方の目の間をぎゅっと押すか、空など遠い所を眺めて目の疲れを取るのも役に立つ。

焦って眠れないときは熱い牛乳を一杯飲んで熱い水に手と足を浸すのが役に立つ。

▲生理痛がひどいとき〓いつもより痛みがもっとひどいことがある。好きな音楽を聞くなど心を楽にさせる。心配により痛みがもっと激しくなるからだ。

熱いタオルなどで下腹部をマッサージすれば、痛みをやや和らげることができる。ただコーヒー、紅茶などカフェイン飲料やチョコレートは、症状を悪化させることがあるので避ける。じっと座っているよりは軽くストレッチングをしながら体を動かすと痛みも減る。

ストレスのため出血があることもできる。しかし、ストレスが消えればこのような症状も消えるのでそれほど心配する必要はない。試験当日、生理周期を避けるためにはあらかじめ経口避妊薬を服用するのも方法だ。

(ヘルプ=ソウル大学病院家庭医学科の柳泰宇教授、三星ソウル病院家庭医学科の柳俊鉉教授、産婦人科の崔斗奭教授、ソウル牙山病院家庭医学科のソン・ウソン教授)



孫宅均  sohn@donga.com