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与野党の強硬対峙が長期化へ

Posted October. 29, 2004 23:08,   

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李海瓚(イ・ヘチャン)首相のハンナラ党と東亜(トンア)、朝鮮(チョソン)日報に対する卑下発言及び謝罪要求の拒否に触発された与野党の強硬対峙が、長期化する見通しだ。

このため、前日に本会議を続開できなかった国会は、29日にも統一外交安保分野の対政府質問を開くことができず、2日間に渡って空転した。

ハンナラ党は同日、院内対策会議と議員総会を開き、「李首相の前日の本会議での発言は、憲政秩序を根本的に無視したものだ」として、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領に李首相の罷免を求めた。

任太熙(イム・テヒ)スポークスマンは、定例会見で、「李首相の発言は、△内閣を統括する公職者として政治的中立の義務に違反し、△自由民主主義に反する違憲的な言論観をあらわし、△政略的な目的で野党を刺激して、政局を破綻に導いた」とし、「ハンナラ党は、李首相の問題に決着がつくまで、一切の議事日程に参加しない」と述べた。

ハンナラ党はまた、李首相のハンナラ党卑下発言が、憲法上の公務員の政治的中立義務など、憲法と公職選挙法に違反したと見て、選挙法違反かどうかについて、中央選挙管理委員会に有権解釈を依頼した。

李首相は同日、ソウル汝矣島(ヨイド)のあるレストランで、ヨルリン・ウリ党の柳在乾(ユ・ジェゴン)、金明子(キム・ミョンジャ)議員らと昼食をともにした席で、「ハンナラ党の根拠のない左派攻勢で、対外信任度が落ちて外資誘致が中断するなど、被害を受けている」とし、「ハンナラ党がまず自分たちの左派攻勢に対して謝罪すれば、私も遺憾を表明する」と話した。

ウリ党も攻勢に乗り出した。金賢美(キム・ヒョンミ)スポークスマンは、院内戦略会議の定例会見を通じて、「ウリ党は、ハンナラ党の朴槿恵(パク・グンヘ)代表の理念攻勢の中止と、金徳竜(キム・ドクリョン)院内代表の謝罪を求める」とし、「しかし、来月1日の経済分野の質疑は、民生と関係するだけに必ず開かなければならない」と主張した。



鄭然旭 jyw11@donga.com