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ハンナラ党、DMZ鉄さく切断事件で国政調査検討

ハンナラ党、DMZ鉄さく切断事件で国政調査検討

Posted October. 28, 2004 23:31,   

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野党ハンナラ党は、南北軍事境界線を挟む非武装地帯(DMZ)で鉄条網が切断された事件に関連し、軍の捜査結果が不十分な場合、国会で国政調査を進めることを検討する、としている。

国会・国防委員会のハンナラ党幹事、朴振(パク・ジン)議員は28日午後、同党・黄震夏(ファン・ジンハ)、宋永仙(ソン・ヨンソン)、朴世煥(パク・セファン)議員らとともに事件が発生した江原鉄原郡(カンウォンド・チョルウォングン)の部隊で現場視察を行なった後、記者との通話で「民間人が北朝鮮へ越境したという軍当局の説明は納得できず、現場を見学した後、さらに疑念が深まった」とし「必要によっては、国政調査を行なわなければならない」との考えを明らかにした。

朴議員は、また「民間人が深夜に、3重の鉄さくを切って、地雷のある地帯を渡って、北朝鮮へ越境したという話は、常識的に考えて納得しがたい」とし「誰が、なぜ、いつ、どのようにして、鉄条網を切断したのかについて、政府は国民が納得できるだけの十分な説明をしなければならない」と指摘した。

これに先立って同党の金徳龍(キム・ドクリョン)院内代表は同日午前、主要党役員会議で「(軍の発表は)国家保安法の廃止を押し通そうとしている現政権に大きな打撃を与えるだろうとの点を視野に入れたもので、政権の指向に合わせようとしているとの疑惑がある」とし「国会・国防委員会を中心にした調査団を構成する考え」だと述べた。



李承憲 ddr@donga.com