政府が最近韓国の国家競争力の順位を引き下げたスイスの世界経済フォーラム（ＷＥＦ）を正面切って批判している。特定国家が、自国の順位を下げたという理由から国際格付け機関を公に批判するのは異例のことと受け止められている。
李憲宰（イ・ホンジェ）副首相兼財政経済部長官は１５日、政府果川（クァチョン）庁舎で開かれた経済長官会議で「ＷＥＦの発表が一貫性を欠いている」とし「果たして、公信力のある機関がこんなことをしていいのか」と不満をぶつけた。
また、同日の定例の記者ブリーフィングでも「私が同機関にいたならば、恥ずかしくて恐ろしいため、この手の発表はできなかったはずだ。世界各国は大目に見てくれたようだ」と述べた。
１３日に発表されたＷＥＦの国家競争力の順位報告書によると、今年韓国の競争力順位は、昨年より１１ランクも低下した２９位だった。
車志完 申錫昊 cha@donga.com kyle@donga.com
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