Go to contents

ストレスのサッカー、「もう世代交代が必要」

ストレスのサッカー、「もう世代交代が必要」

Posted October. 14, 2004 23:30,   

한국어

サッカーの02ワールドカップ(W杯)4強神話もつかのま。韓国サッカーは今、ファンにストレスを与える存在になっている。

14日に行われた06ドイツW杯アジア2次予選7組レバノン戦。敵地で最終予選進出を確定付けようと意気込んでのぞんだ韓国は、1—1の引き分けにおわり、3勝2引き分け、勝ち点11でレバノン(3勝1引き分け1敗、勝ち点10)を間髪の差で引き離し、7組トップを維持することに満足するしかなかった。結局、最終予選に進出できるかどうかは来月17日、モルディブとの最終戦で決まることになる。

▲シュート数13本で、たった1ゴール〓またも「ゴール決定力」が足を引っ張った。スポーツデータバンク(www.sportsdatabank.co.kr)の分析によれば、韓国のシュート数は13本、レバノンは5本。1ゴールしか決められなかったので、韓国のシュート成功率は7.7%。とくに、ゴールポスト前での9本のシュートのうち、1本しかゴールできない非効率的なサッカーをやった。

スポーツデータバンクは、「韓国はたいてい、シュート成功率が10%を越えることがないが、サッカー強国は30%に迫る」と話した。

▲セットプレー、全然効果なし〓ボンフレール監督は、「後半に入って試合を掌握しながらも、仕上げ不足で追加得点に失敗したが、全体的には試合をうまく運んだ」と自評した。しかし、コーナーキックとフリーキックなど21回のセットプレーで、韓国は1ゴールも成功させられなかった。金鋳城(キム・ジュソン)サッカー協会国際専門委員の指摘通り、個人プレーで韓国の長所の組織力が崩壊したのも問題。

サッカー関係者の中では、より根本的な問題にアプローチする必要があるという指摘が多かった。02W杯当時、ヒディンク元監督をサポートした朴ハンソ・コーチ(浦項スティーラーズ)は、「外国人監督が選手を把握するのに、少なくても6ヵ月はかかるが、代表チームの運営に一貫性がなかった。選手たちの高くなった期待値を満足させる動機付けも足りなかった」と指摘した。

▲国内派の「若い血」に機会を〓韓国—レバノン戦のテレビ視聴率は、W杯予選史上最高の23.8%。14日、サッカー協会のホームページ(www.kfa.or.kr)には選手たちの精神力不足と世代交代の必要性を強調するネチズンの叱咤が相次いだ。

otlimsというIDのサッカーファンは、「満腹な海外派の選手より誠実な国内派の隠れている選手に機械を与えよう」と海外派を非難し、uni1222は「これからは冷静にまともにプレーする新人を応援しよう」とし、代表チームを非難した。

また、「イングランドのマイケル・オーウェンやウェイン・ルニーのように元気な朴主永(パク・ジュヨン)みたいな人材を国家代表に選抜して、韓国サッカーの未来を明るくしよう」という反応も多かった。

一方、アジアサッカー連盟(AFC)が同日、ホームページ(www.footballasia.com)を通じて実施したアンケート調査では、韓国—レバノン戦の引き分けが13、14日アジア2次予選試合中、最大異変に選ばれた。



金尙浩 梁鍾久 hyangsan@donga.com yjongk@donga.com