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欧州、サイバーテロ対応でホットライン開設へ

欧州、サイバーテロ対応でホットライン開設へ

Posted October. 07, 2004 23:09,   

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第5回アジア欧州会議(ASEM)首脳会議に出席するためベトナムを訪問中の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は7日、ハノイの国際会議場で開かれたASEM・アジア地域13ヵ国首脳会議に参加し、北朝鮮核問題の平和的な解決に向けて、アジア諸国に支持と協力を呼びかけた。

盧大統領をはじめとするASEMの25の加盟諸国の首脳らは同日午後、加盟国拡大行事を行い、アジア地域のカンボジア、ラオス、ミャンマーと、欧州連合(EU)の新規加盟国のポーランド、チェコ、ハンガリー、スロバキアなど10カ国の加盟を承認した。1996年にスタートしたASEM加盟国は△北東アジア3カ国(韓日中)△東南アジア国家連合(ASEAN)10カ国△EU25カ国など総38カ国に増えた。

これに先立って、ASEM加盟諸国の外務次官補らは6日、高級事務レベル会合(SOM)を開き、韓国、シンガポール、ドイツ、ポーランド、ポルトガルの5ヵ国が、今回のASEMの議題として共同で提案した「サイバーセキュリティー強化事業」を承認し、アジア欧州主要国家のサイバーテロ専担機構をつなぐホットラインの開設に合意した。

同会議では、△第3国の国家電算網に侵入するハッキング行為など、国境を飛び越えたサイバーテロが急増していることと関連して、各国のサイバーテロ専門機構が迅速な情報交換を通じて共同で遮断すること△社会・経済的な被害の大きい迷惑メールに対処するため共同の規制基準を設けることなどを決めた。

一方、盧大統領は8日、正式に開幕するASEMの1次、2次会議に出席し、それぞれ3分間の演説を行なう。最近、議論を呼んだ核物質の抽出・濃縮問題について「韓国は核を決して軍事目的で利用しない」とし、核の平和目的利用に関する4大原則を明言する予定だ。



金正勳 jnghn@donga.com