Go to contents

韓国・インド、「包括的経済パートナー」推進へ

韓国・インド、「包括的経済パートナー」推進へ

Posted October. 05, 2004 21:43,   

한국어

インドを国賓訪問している盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は5日、ニューデリーの迎賓館でインドのマンモーハン・シン首相と首脳会談し、両国間の「包括的経済パートナシップに関する協定(CEPA・Comprehensive Economic Partnership Agreement)」を推進することにした。

CEPAは関税撤廃に限定される自由貿易協定(FTA)よりも包括的な概念。会談で、両首脳は、CEPA推進の妥当性検討のための共同研究グループを2005年1月までに立ち上げることにした。

両首脳は、また国交30年を迎えた両国関係を「平和と繁栄のための長期的協力同伴者関係」に格上げするなど30項目からなる共同声明を採択した。とくに国防・軍事分野での交流協力と、対テロ活動での協力を一段と強化することにし、これを取り上げる「韓印外交政策安保対話」を2005年から交互で開催することにした。両国は犯罪人引渡し条約と刑事司法共助条約も締結した。

盧大統領は、首脳会談終了後にはインドの3大経済団体が共同主催する昼食懇談会に出席し、インドの詩聖タゴールの詩に喩え「両国が緊密な経済協力を通して『アジアの灯火』を共に灯して行こう」と呼びかけた。

盧大統領は、これに先立って4日夜、同行した経済人たちとの晩餐懇談会で「国家代表は私のことだと思っていたけど、インドに来て見ると大韓民国を実質的に実感で受け入れさせているのは、我々の商品だという気がした」とし、「街角に掛かっている我が企業の名前とロゴを見て、胸がジーンとした。政府は頭の中で企業をどう後押しすればいいかを考えている」と話した。

盧大統領は6日、インド訪問を終えて、第5回アジア欧州会議(ASEM)が開かれるベトナム・ハノイに向かう。



金正勳 jnghn@donga.com