Go to contents

李承鎏、外野守備訓練に突入

Posted September. 30, 2004 21:55,   

한국어

李承鎏(イ・スンヨップ、28、千葉ロッテ・マリーンズ)が本格的に外野手としての修行をする。

30日、日本の日刊スポーツは「李承鎏は来年、1塁と外野守備に挑戦する。来月中旬から始まるチーム訓練で本格的な外野手の練習に入る」と報じた。

同紙はまた、「27日、会食の席でバレンタイン監督が李承鎏に『選手としての幅を広げるためにも複数のポジションを守れた方が有利だ』と助言した」と伝えた。

これに対して李承鎏の通訳を担当している李ドンフン氏は30日、電話で「バレンタイン監督と李承鎏が昼食を共にし、バレンタイン監督が外野守備の話をした。李承鎏も『肯定的に考えてみる』と答えた」と確認した。

李承鎏の外野手変身は、チーム内での地位を固めるために必要な作業。今年、一塁スタメンを福浦との競争で脱落した李承鎏は、主に指名代打として出場したが、102試合で打率2割4分0厘(333打数80安打)に14本塁打の50打点と期待に答えられなかった。

守備は諦め、打撃だけを担当する指名代打の成績でこの程度なら、落第点の水準だ。国内ではいつも守備を兼ねていた李承鎏自身も、「守備をせずに打撃だけをするため、リズムに乗りにくい」と訴え続けてきた。

そのため、彼の外野手変身はチームと本人のため、必ず消化しなければならない過程だと思われる。李承鎏はすでに今季バレンタイン監督の指示で、時々外野守備の練習をしてきた。6月2日、神奈川県の川崎で開かれた読売ジャイアンツとの2軍試合では、左翼手として出場、落ち着いた守備を見せた。李ドンフンさんは「1軍に復帰した後も、時々外野に出て訓練した」と伝えた。

李承鎏は国内プロ野球の三星(サムスン)ライオンズで、1996年には46回左翼手として出場するなど、外野手として活躍した経験もある。しかし、1997年以降は1塁手としてしか活躍していなかったため、適応するには相当時間がかかりそうだ。また、肩は良いが足が遅いため、外野手に適しているとは言えない。

李承鎏は25日から2週間、鹿児島の仙台キャンプで開かれる訓練に参加した後、11月中旬、帰国する計画だ。

一方、韓国を訪問中のバレンタイン監督は29日、仁川で現代対SK戦を観戦した後、「李承鎏は今年、新しい野球環境に馴染まず、十分に能力を発揮できなかったが、来年は順調に実力を発揮できるだろう」と語った。

彼はまた、「韓国のプロ野球を見たくてきた」と言ったが、日本のマスコミは林昌竜(イム・チャンヨン、三星)、朴ミョンファン(斗山)、ブルムバー・ピアリ(以上現代)など、千葉ロッテがスカウトできる選手を探すために来たと報じた。



金相洙 ssoo@donga.com