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北朝鮮 ミサイル発射準備の兆候

Posted September. 23, 2004 22:12,   

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北朝鮮の弾道ミサイル「ノドン」(射程約1300km)を実験発射しようとする動きが捉えられ、韓米日3国が監視体制を強化した。

日本は海上自衛隊のイージス艦や情報収集機などを東海(トンヘ、日本海)に出動させ、24時間の監視態勢に入った。

北朝鮮は、1993年に日本列島に向かってノドン・ミサイルの発射実験を行なっている。

韓国国防部の関係者は23日、「韓国と米国の情報当局は最近、北朝鮮のミサイル関連活動の兆候をつかんだ」とし、「この活動がミサイル部隊の定期的な訓練なのか、実験発射のためのものなのか、確認中だ」と述べた。

同関係者は、「ミサイルの実験発射の可能性も排除できないため、現在、韓米の情報当局がその動向と意図を追跡している」とつけ加えた。

これと関連して読売新聞は同日、日本政府の消息筋として、米国と日本政府が偵察衛星と電波情報などを分析した結果、21日午後、北朝鮮東部のノドン・ミサイル発射基地の周辺に北朝鮮の車両や軍人、ミサイル技術者らが集結した事実を把握したと伝えた。

ただ、ミサイル発射施設の大半が地下にあって、ミサイル発射に必要な液体燃料が注入されたかどうかは確認されず、発射台が移動したかどうかも感知されなかったという。日米政府は、北朝鮮が発射準備に入ったとしても、実際の発射には最長2週間程度が必要だと見ている。

日米政府は特に、ノドン・ミサイル発射基地の近隣に、射程距離がさらに長いデポドン2号ミサイル(射程3500〜6000km)の地下発射基地がある点に注目し、北朝鮮軍の動きを綿密に観察している。

ノドン・ミサイルは、北朝鮮の東海岸を中心に配備されており、日本最南端の沖縄を除く日本全土を射程に収める。

日本の防衛庁は21日午後、海上自衛隊所属のイージス艦と護衛艦、電子戦データ収集機EP3などを出動させて、北朝鮮側の動向に対して警戒を強化した。



朴元在 崔虎元  parkwj@donga.com bestiger@donga.com