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「水力発電建設の爆破」説明は核保有の曖昧さ戦略?

「水力発電建設の爆破」説明は核保有の曖昧さ戦略?

Posted September. 14, 2004 22:21,   

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主要外信は北朝鮮の白南淳(ペク・ナムスン)外相が両江道金亨稷郡(ヤンガンド・キムヒョンジクグン)の爆発を「水力発電所建設のための発破作業」と釈明したというニュースを14日一斉に報道した。また、今度の爆発を当初提起された核実験説と関連付けるのは難しいが、北朝鮮の「建設用の計画爆破」が核兵器保有を国際社会に暗示するためのごまかしか「威力誇示用」である可能性もあると指摘した。

▲解けない疑問〓14日付のニューヨークタイムズは、この爆発は金正日(キム・ジョンイル)総書記の乗った汽車が通るや否や大型爆発が起きた龍川(ヨンチョン)事故と同様に、さまざまな疑惑を投げかけていると報じた。同紙はまた、「爆発が起きた地域は北朝鮮の戦略ミサイル基地のある場所」とし、「そうした場所で安全を無視して夜間に発破作業を行ったという点は疑わしい」と指摘した。

CNN放送は13日、「北朝鮮が国慶節に巨大な雲を作ったことに対する疑惑が多い」とし、米国政界に流れている「10月衝撃説(北朝鮮の核実験強行)」について詳しく紹介した。

ウォールストリート・ジャーナルは14日、「爆発地点を外交官たちに公開するとしたが、その時期がいつになるかは分からない」とし、北朝鮮の信頼性に疑問を示した。

▲意図的な爆発の可能性〓UPI通信は13日、「先週北朝鮮で発生した大規模爆発は、北朝鮮に核兵器があると信じさせるための誇示的な行動かも知れない」というロシア専門家の発言を紹介した。

同通信は、ロシア科学アカデミー極東研究所のアレクサンダー・ジョービン韓半島センター所長の言葉を引用して、「爆発は米国や他の国に北朝鮮がすでに核を保有していると信じさせるためのごまかしかも知れない」と伝えた。

ニューヨークタイムズは韓国国防研究院の金テウ博士の話として、今度の爆発を「米国との交渉で瀬戸際戦術と曖昧さを戦略として駆使している北朝鮮の特性と関連付けられる」と指摘した。また、「望めばいつでも大規模爆発を起こすことができるというメッセージを米国に送るものなのかも知れない」とつけ加えた。

ロサンゼルスタイムズは、「北朝鮮は交渉を有利に運ぶために、たびたび挑発的な行動を取ってきた」というカーネギー国際平和財団非拡散プロジェクト責任者のジョージフ・シリンシオンの言葉を伝えたりもした。



zsh75@donga.com