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「大々的な爆破、なぜ夜に? 」…北朝鮮・両江道の爆発、解けない疑問

「大々的な爆破、なぜ夜に? 」…北朝鮮・両江道の爆発、解けない疑問

Posted September. 13, 2004 22:09,   

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北朝鮮の白南淳(ペク・スンナム)外相は13日、両江道(ヤンガンド)の爆発が「水力発電所建設のための山の爆破作業」だったと述べた。北朝鮮を訪問中の英外務省のラメル閣外相の質問に対する回答だった。

ラメル閣外相の現場訪問に対しても「検討する」と約束し、疑問に包まれた両江道の爆発は、早期にそのベールがはがれるものと見られる。しかし白外相の説明にもかかわらず、疑問はまだ消えていない。

▲意図的な爆発?〓白外相の発言は、納得できる点がいくつかある。まず、北朝鮮は蓋馬(ケマ)高原一帯の高地帯の水力資源を、落差がはげしい鴨緑江(アプロクカン)に迂回して電力を生産してきた。

実例として慈江道渭原郡(チャガンド・ウィウォングン)に位置するチャンジャ江の水力発電所の場合、チャンジャ江を塞いで鴨緑江へ水を流し、48万kwの電力を得ている。

両江道金亨稷郡(キムヒョンジクグン)も、水力資源開発に有利な条件をそなえている。隣接する慈江道狼林郡(ナンリムグン)に水力資源の豊富な長津江(チャンジンガン)が流れており、長津江湖と規模が類似した狼林湖がある。また、金亨稷郡月灘里(ウォルタンリ)には、厚昌江(フチャンガン)があり、近くにフェドン江などのいくつかの川があって、水力発電の可能性が高い。

北朝鮮はまた、記念日には大規模な「記念爆破」を行なってきた。金剛山(キムガンサン)発電所の工事や平壌(ピョンヤン)〜南浦(ナムポ)高速道路工事などがその例。北朝鮮では、山を爆破した土の量が100万tの場合、「100万爆破」と呼ぶ。

特に北朝鮮が、電力難のため発電所の建設に力を注いでいるという点も、水力発電所建設用爆破の可能性に力を加えている。

▲解けない疑惑〓しかし、北朝鮮が9日に政権創建記念日を迎えて行なった大規模発破作業を全く「宣伝」しなかったことは、常識的に納得し難い。

北朝鮮は、伝統的にこのような記念行事を大々的に報道してきた。特に、山を爆破するほどの大規模の爆破なら、準備だけで数ヵ月がかかり、北朝鮮の新聞や放送は、行事当日は「宣伝」に積極的でなければならない。

しかし今回の爆破に対して、現在まで北朝鮮のマスコミは沈黙しており、特に金亨稷郡一帯に水力発電所が建設されるという予告の報道さえなかった。金正日(キム・ジョンイル)総書記の祖父の名を取った金亨稷郡で行なわれた大々的な行事が「看過」されたということも、容易には納得できない。

特に、技術的に非常に危険な爆破作業をなぜ夜に行なったのかという点も解けない疑問だ。大規模な爆破は、安全を考慮して昼間に実施するのが慣例だ。これまで北朝鮮政府も、爆破作業は昼間に実施してきた。特に記録に残さなければならない大規模な爆破なら、なおさら昼間の時間に実施するように「指導」してきている。



zsh75@donga.com