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大学の入学定員、09年まで9万5千人削減へ

大学の入学定員、09年まで9万5千人削減へ

Posted August. 31, 2004 22:14,   

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09年までに、国立大と私立大の新入生募集定員を、現在の約65万人から15%にあたる9万5000人程度を減らし、限界に達した大学の清算手続きを法制化するなど、大学の構造調整が本格化する。

また、大学情報公示制が導入されて、全ての大学は新入生充員率、卒業生就業率、時間講師の割合などを公開しなければならず、国立大の統廃合と連合、私立大買収合併(M&A)などが本格的に進められる。教育人的資源部(教育部)は31日、ソウル教育文化会館に全国の大学総長と学部長400人あまりが参加して開かれた大学革新フォーラムで、このような内容の「大学構造改革方策」を発表した。

教育部は大学の競争力を強化するためには、教育環境改善が先決とみて、教授1人あたりの学生数を、国立大は現在29人から09年までに21人、私立大は35人から24人まで減らすことにした。

また、私立大の専任教員確保率を現在の52.9%から09年までに65%に高め、大学が教授を充員するか、新入生募集定員を削減するようにする方針だ。

これが実現すれば、大学募集定員は今後5年間、国立大1万2000人あまり、私立大8万3000人あまりの計9万5000人あまりが削減されることになる。

教育部は06年から、教授1人あたりの学生数が40人を越える大学は、政府の全ての行政と財政支援対象から除外し、同地域の大学同士で統廃合するか、複数の大学が連合大学体制を設けて教育課程特性化と定員削減などを推進するようにした。

また、教育部傘下の「大学構造改革委員会」が私立大が健全かどうかを決定した後、注意と警告、保有資産処分、定員削減、新入生募集中止、学科廃止、法人解散など行政処分を下せる法的根拠を設けることにした。

教育部は今後、大学構造調整努力が成果をあげた場合、現在359校である専門大(日本の短大)と4年制大学が、長期的には250校あまりに減少するものと見込んでいる。



李寅𨩱  inchul@donga.com