「08年北京五輪でまた会いましょう」
04アテネ五輪が30日、五輪スタジアムでの閉会式を最後に、16泊17日間の熱戦に終止符を打った。
14日から、28種目301個の金メダルをかけて、力と技量を競い合った1万人あまりの各国選手たちは同日、最後の種目である男子マラソンに続いて開かれた閉会式で、4年後、中国北京で会うことを約束しながら、惜別の情を交わした。
1896年の第1回大会以後、108年ぶりに再び五輪の発祥地で開かれた今大会は、史上初めて202の国際五輪委員会(IOC)会員国が全て参加し、より意味の深い大会だった。
開会式で共同入場をし、地球村に和解と平和のメッセージを発信した韓国と北朝鮮の選手団は、閉会式でも大型韓半島旗を掲げた共同旗手、朴成賢(パク・ソンヒョン、アーチェリー女子2冠・韓国)と金ソンホ(北朝鮮)を先頭に、選手団が共同入場し、拍手を受けた。
一方、29日、ヘリニコ・インドアアリーナで行われた女子ハンドボール決勝で、韓国はデンマークと2次延長戦までもつれる80分間の大接戦でも決着が付かず、PK戦で惜しくも2−4で負け、銀メダルに終わった。