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行政ミスなどで税金未聴取額が1172億ウォン

行政ミスなどで税金未聴取額が1172億ウォン

Posted August. 11, 2004 22:20,   

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国税庁が昨年7月から今年6月末まで、行政ミスなどによって取り立てていない税金が100億ウォン台に上ることが分かった。また、国税庁が昨年末ソウル江南区駅三洞(カンナムグ・ヨクサンドン)に開設した「江南合同庁舍」の建設過程で便法を動員していたことが明らかになった。

11日、監査院が国会に提出した「2003会計年度決算検査報告書」によれば、国税庁は昨年7月から今年6月末まで脱税を放置したり、課税対象から外すなどの行政ミスのため、税金1172億ウォン余りを取り立てられなかった。

監査院はこれを受け、関連公務員8人を懲戒し、未取り立て税金の全額を追加取り立てしたり、補填するよう是正措置した。

報告書によれば、国税庁慶南晋州(キョンナム・チンジュ)税務署は、実勢価格で100億ウォンが上回る株式を保有している大株主のA氏が会社の株式約33万株を売って、124億5000万ウォンの差益を得たにもかかわらず、47億ウォンの譲渡税を納めなかったが、これを放置した。

国税庁本庁は株式譲渡税賦課対象になっている全体保有株式の実勢価格が100億ウォン以上の人々を除外するミスを犯し、93億ウォン余りの株式譲渡税と贈与税を取り立てられなかった。

ソウル江南税務署など29の税務署は建設会社などが納めなければならない税金を間違って計算して約68億ウォンを取り立てられなかった。

一方、国税庁はソウル江南区の三成と駅三税務署、瑞草(ソチョ)区瑞草税務署の3つの税務署と共に国税総合相談センターとして活用するために昨年建設した「江南合同庁舍」敷地を取得する過程で、予算を確保できなくなると、大邱北区(テグ・ブクグ)にある土地と対等交換した。

また、部署運用費などに策定されていた予算14億5000万ウォンを事務室改造工事費に不当転用した。

監査院はこれに対して、庁舍新築予算を確保しないで土地を対等交換し予算を転用したのは不適切な行為だと指摘し、注意措置を下した。



黃在成 jsonhng@donga.com