Go to contents

外国人用兵を探せ

Posted July. 28, 2004 22:58,   

한국어

米国常駐型、随時訪問型、外国人コーチ活用型…。

今年初めて外国人用兵自由契約制(FA)を実施するプロバスケットの10球団が、情報戦を彷彿させる多様な作戦を駆使している。

米ロサンゼルスに夫人と子女が居住しているモービスのユ・ジェハク監督は米国滞留型。ロサンゼルスに長居しながら選手情報を把握し、必要であればフィリピンと欧州まで直接選手に会いに飛んで行く。

選手発掘の眼目が高いことで有名なオリオンズの金ジン監督は随時訪問型。その間、4回にわたってロサンゼルスとユタ州の米プロバスケット(NBA)夏キャンプに行って来た。大半の監督が好む方法だ。ザ・スポーツなど米国のスポーツ・エージェント社らが韓国球団に随時に連絡し、選手発掘用訓練キャンプを開いているためだ。問題は費用が多くかかるという点。監督、事務局長、通訳の3人が出て半月ほど滞在するのだが、それにかかる費用は約3000万ウォン。

TG三宝(サムボ)のチョン・チャンジン監督はジェイ・ハンプリースコーチの力を借りる。米舞台で活動したハンプリースコーチの人脈とノーハウを動員して、適材適所を捜し回ることができる利点があるためだ。TGの金ジウ事務局長は、「ハンプリースコーチを通じれば、我々が直接するより、外国選手たちに韓国のプロバスケットをより上手く説明できる」と言った。

まだ外国人用兵と契約を終わらせたチームはない。9月1日の契約発効期間を控え、大詰めの交渉中だ。しかし、各球団は、自分たちが接触している選手たちの情報公開に神経を尖らせている。他の球団に横取りされる恐れもあり、年俸交渉で不利になるかも知れないためだ。

一席に集まって選手を選抜するトライアウトの代わりにFA制度を導入したことから、費用は2倍ほど増えたというのが各球団の苦情だ。昨年は、年俸を含めて外国人選手選抜にかかった費用が2億〜3億ウォンぐらいだったのに、今年は4億〜5億ウォンを予想している。これは球団の1年予算の10分の1に肉迫する金額だ。



李元洪 bluesky@donga.com