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「ウィンブルドンの女王」シャラポワ、9月に訪韓

「ウィンブルドンの女王」シャラポワ、9月に訪韓

Posted July. 27, 2004 22:39,   

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今年、ウィンブルドン・テニスの女王になった「シベリアの妖精」マリア・シャラポワ(17、ロシア)が初めて韓国を訪問する。

9月27日、ソウル五輪テニスコートで開幕される国内初の世界女子プロテニス協会(WTA)ツアーであるハンソルコリアオープンに出場するため。

タイトルスポンサーを務めるハンソルグループは27日記者会見を開き、「シャラポワの出場が確定し、WTAツアー側の最終承認も取り付けた」と発表した。

最近国内ネチズンの間でインターネット検索語1位を占めるほど高い人気を得ているシャラポワは、大会出場と共にジュニア選手のためのテニスクリニックとサイン会、プロ&アマチュア大会も行うことにした。

世界ランキング8位のシャラポワの招請料は公開されていないが、賞金総額(14万ドル)を大きく上回る20万ドルに近いとみられている。このほか、飛行機のビジネスクラス往復チケット3枚や特急ホテルのスイートルーム、専用のリムジンとボディーガードなどが提供される。

しかし、大会主催側は惜しくないという反応。WTAツアー4級大会の同大会の位置づけが大きく格上げされると予想される上、テレビの中継料収入だけでも約2億ウォンに達するからだ。サブスポンサーや企業のPRブース設置など、かなりの副収入も予想される。入場無料だった従来の国内大会とは違って、入場料を取ることにして興行にも役立つ。

当初シャラポワはウィンブルドン大会優勝以後、上限価を享受しているため、同大会の出場を断るとみられていたが、ハンソルオープン前後に開かれる中国と日本の大会出場がスケジュールに入っていたのが有利に働いた。シャラポワは昨年、米ロサンゼルスで三星(サムスン)証券のジュ・ウォンホン監督、李亨沢(イ・ヒョンテク)らと一緒に韓国レストランでカルビを食べてみた後、「韓国へ行ってみたい」という考えを口にしたことがある。

シベリアで生まれで4歳の時初めてラケットを手にしたシャラポワは、7歳の時テニスを学ぶため米国留学して10年目の今年、生涯初のメジャー大会優勝の喜びを味わった。金髪に183cm、59kgのモデル顔負けの体つきを誇る。

シャラポワは今週開幕したアキュラクラシックで、ウィンブルドン以後初めてツアーに復帰する。



金鍾錫 kjs0123@donga.com