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米、MD迎撃ミサイルを初めて配置

Posted July. 23, 2004 22:02,   

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米国防総省は22日、太平洋を通じて飛んでくるミサイルに備えて、アラスカ内陸のポートグリルリに、初めて迎撃ミサイルを配置した、と発表した。国防総省は、同地に年末までに5基、05年末まで10基の迎撃ミサイルを、それぞれ追加配置する計画だ。また、カリフォルニア・バンデンバーグ空軍基地にも年内に4基を配置する予定だ。

敵のミサイルを空中で迎撃するためのミサイル防衛(MD)体制は、ブッシュ米行政府が進めている安保戦略のポイントの一つ。国防総省は、迎撃ミサイルが衛星、レーダー、コンピューター、指揮センターと緊密に連係されていて、敵のミサイルを追跡し破壊するはずだ、と確信している。

しかし、性能がきちんと立証付けられていない状況で、莫大な予算を消費する、と批判する声も出ている。一例に、北朝鮮軍が、米国が迎撃ミサイルを設置したことを観測した場合、決して迎撃ミサイルが発射されるまで待たず、地上にいる時点で破壊するだろう、との見方が出ているなど、議論が続いている。



金正眼 credo@donga.com