Go to contents

公職者の財産申告、8423件が虚偽か漏れ

公職者の財産申告、8423件が虚偽か漏れ

Posted July. 22, 2004 22:31,   

한국어

02年公職者の財産申告過程で、8423件の虚偽申告または申告漏れがあったことが明らかになった。

行政自治部(行自部)は22日、「公職者の財産申告過程から虚偽申告または申告漏れをあぶりだすため、行自部が3月に開発した公職者財産審査自動検索システム(PRICS)で、02年公職者財産申告内容の一部をモデル調査してみたところ、以上のようなことがわかった」と説明した。

行自部がモデル調査した対象は、02年財産申告対象である行政省庁と関連機関の公務員7万9000人あまりのうち、政府公職者倫理委員会で申告内容を審査する4500人だ。

行自部は「手作業で審査したときより虚偽または欠落申告をずっと多く摘発することができた。虚偽申告または申告漏れは、主に預金、不動産、賃貸債務などだった」と説明した。

とりわけ、金大中(キム・デジュン)前大統領時代の大統領秘書室3級以上職員305人に対する02年財産申告内容の中からは、1847件の虚偽または欠落申告した財産が見つかった。

行自部は「大統領秘書室の場合には、一般公務員たちより基準をさらに厳しく適用し、申告財産と実際の財産が最低100万ウォン違っても、虚偽または欠落申告として摘発した」と述べた。

政府公職者倫理委員会は、今回虚偽申告または申告漏れで摘発された公務員たちをいずれも委員会に回付し、故意に財産を虚偽または欠落申告したり、申告漏れの金額が大きい場合は懲戒する方針だ。

行自部が今回の調査に使ったPRICSは、国税庁、建設交通部、行自部、金融機関など、170あまりの機関が保有している資料と公職者が申告した財産を電算で比較・検索するシステムだ。

行自部は、03年公職者の申告財産内容に対しても、PRICSを利用して虚偽申告または申告漏れを調査している。



李賢斗 ruchi@donga.com