Go to contents

「技術官僚は中国、トルコは若者の国」 分野別で最高の国は…

「技術官僚は中国、トルコは若者の国」 分野別で最高の国は…

Posted July. 20, 2004 22:38,   

한국어

「憂鬱な人にはアルゼンチン、理想主義者にはオランダ…」

ニュース週刊誌ニューズウイークは最新号(26日発行)で、分野別に最も良い国を選定した。

▲「国家」の面で〓技術官僚に最高の国は中国。胡錦涛国家主席をはじめ、共産党政治局常務委員9人が理工系出身だ。

オランダは理想主義者に最高の国だ。オランダ政府は毎年、国民1人あたり208ドルに当たる資金を発展途上国に援助している。米国は47ドル水準。

若い指導部が改革政策をしているベトナムは、経済改革家に最も良い国とされた。

パキスタンは難民と亡命者に良い国だ。1979年、旧ソ連のアフガン侵攻以後、500万人を越える難民に居場所と食べ物、教育などを提供した。

▲「人間」の面で〓トルコは若者たちの国。人口の21%が24歳未満で、全国民を年齢の順で一列に並ばせれば、真中にいる人は25歳だ。イスタンブールにだけでも大学が27校もある。

憂鬱な人はアルゼンチンで安定を求めることができる。ブエノスアイレスにだけでも1万5000人の臨床治療師がいて、クリニック相談料は1時間あたり9ドルに過ぎない。

01年、全体議席の20%が女性議員で、急速に女権が伸張しつつあるポーランドは女性に一番良い国。

フィンランドは学生に良い国だ。最も勉強のできる学生と一番できない学生の格差が一番小さい国だ。

▲「ビジネス」の面で〓金持ちになる夢を持つ人には、やはり米国が最高の国だ。

企業公開が次から次へと予定されており、金融市場が急激に発達しているインドは外国人投資者に最も良い国。

9・11テロ以後、米国入りが難しくなったことから、英国が移民者と外国人に良い国として浮び上がっている。ロンドン・ビジネス・スクールは外国人新入生の数が英国人より多い。

中産層に一番良い国はデンマーク。上位20%の金持ちの仮処分所得は、下位20%の2.9倍に過ぎない。

▲「科学」の面で〓1人あたり研究開発投資が最も多く、最近バイオブームが吹いているスウェーデンはバイオ研究者らに、世界の太陽電池の50%を作る日本は太陽エネルギー研究者にとっての良い国に数え上げられた。

ロシアは二酸化炭素排出権の取り引き者らに良い国。京都議定書によると、1990年基準で、より多くの二酸化炭素を排出する国は、より少なく排出する国から排出権を買わなければならない。ロシアは旧ソ連崩壊後、工場が減り、二酸化炭素の排出量が30%低下した状態。

東欧のエストニアはソフトウェア開発者に良い国。政府が乗り出して情報技術育成に力を注いでいるが、専門家が足りないため、ソフトウェア開発者の年俸が他の職種より3、4倍も多い。

▲「芸術」の面で〓ドイツ政府は景気低迷であるにもかかわらず、今年だけでも300以上のクラシック音楽フェスティバルを支援した。録音室、ラジオ放送局などネットワークがよく整備されているフランスはミュージシャンに良い国。

貧しい地域であるソウェトでもファッションショーの開かれる南アフリカ共和国は、ファッション・デザイナーに良い国だ。

カナダは作家に良い国。ミリオンセラー作家が多いのは、作品の質が良いことにもよるが、出版業界、ブックフェアなどへの政府の支援が多いことも理由の一つだ。



金承眞  sarafina@donga.com