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「北朝鮮に経済開放の動き鮮明」 中国新華社通信が訪朝紀

「北朝鮮に経済開放の動き鮮明」 中国新華社通信が訪朝紀

Posted June. 15, 2004 23:46,   

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北朝鮮が閉鎖の扉を徐々に開けて経済開放に向けた静かで大きな足を踏み出し始めたと、中国官営の新華社通信が13日報道した。

新華社通信は同日、北朝鮮の招待で4月末から5月初めにかけて一週間の日程で北朝鮮を訪問して帰ってきた自社代表団の北朝鮮訪問記を通じて、変化する北朝鮮の実情を紹介した。団長は徐錫安副社長が務めた。

代表団は平壌(ピョンヤン)、妙香(ミョヒャン)山や開城(ケソン)等地の工場と学校を見学して、社会主義と革命伝統を柱とする「閉鎖の国」が経済開放に乗り出した兆しを随所で目撃したと伝えた。

平壌市内のヤンガクドホテルと高麗(コリョ)ホテルを経済合作や観光に来ている外国人が群れをなして出入りしており、平壌通りで政治的掛け声が大きく消えて驚きを感じるぐらいだったという。

また小規模な個人営業や商店と土地の自由な賃貸を一部認めて、市場経済の土台が作られており、農産物市場と企業の独立採算制政策が效果を得ていると言及した。とくに韓国からサンプルを受け取って、「ピエールガルデン」のレッテルを付けて衣類を生産する平壌の宣教紡織工場を紹介し、「工場責任者が商品の売れ筋が良く、品切れで販売できないぐらいだと話した」と伝えた。

代表団は朝鮮刺しゅう、山水画、山の人参、人参酒などを販売する商店が増え、従業員たちが英語と中国語を使いながら一つの品物でも多く売るために懸命になっている姿を通じて、前とはまったく違う新しい姿を発見したと伝えた。

新華社通信は北朝鮮訪問記と共に平壌市内に登場した「フィアット」乗用車の広告看板、韓国、日本や中国など外国商品が揃っている市場が北朝鮮住民でごった返している光景などを取った写真も載せた。



zsh75@donga.com