早ければ7月15日から、京釜線(キョンブソン)の6駅、湖南線(ホナムソン)の12駅など全国38駅を、旅客列車が停車せずにパスすることになった。
鉄道庁は19日、ソウル中区蓬萊洞(チュング・ボンレドン)の鉄道庁ソウル地域本部で開かれた「鉄道営業政策樹立のためのシンポジウム」で、「1日平均利用客数が10名未満の駅を無停車通過する」と発表した。
鉄道庁が暫定的に決めた無停車通過駅は、京釜線の梅浦(メポ)、ジタン、ジチョン、ゴモ、サンソン、シンキョ駅、湖南線のウォンジョン、シンド、ブファン、ダサン、ワリョン、チョガン、シンフン里、アンピョン、玉井(オクジョン)、イムゴク、ハナム、ノアン駅、全羅線(チョンラセン)のチュンポ、オリュ、ボンチョン、ソド、サンソン駅など13駅、長項線(チャンハンソン)のシンチャン、ウォンジュクなど7駅だ。これら38駅には現在、無窮花(ムグンファ)号だけが1日1〜2回停車している。
鉄道庁は4月1日に高速鉄道が開通して以来、一般列車(セマウル号と無窮花号)の停車駅が増えたことから運行時間が伸びて、乗客たちの不満の声が高まると、これらの駅を無停車通過する計画を立てた。
京釜線セマウル号は高速鉄開通以後、ソウルから釜山(ブサン)まで運行時間が約40分伸びたが、セマウル号の先に出発する無窮花号が6駅を無停車通過すれば、最高24分まで運行時間を短縮することができる見通しだ。湖南線、全羅線、長項線の運行時間も18〜52分ぐらい減少すると推算している。
鉄道庁側によると、列車が一つの駅に停まってから再び出発するのに4〜5分かかるという。
湖南線ブファン駅の利用客は02年の2427名から昨年は3475名に、京釜線の梅浦駅は01年1605名から昨年は2957名に増えた。
李ソンギュン鉄道庁営業開発課課長は、「列車無停車通過の不可避性を地域住民に知らせる。住民たちに隣接駅までのバス料金を補助してでも、停車駅を減らすのがセマウル号と無窮花号を正常化できる唯一の方法だ」と言った。
旅客列車無停車通過駅は必要な場合、貨物列車停車駅に活用されるため、閉鎖はされない。
羅成鎏 cpu@donga.com