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南北、将官級会談の早期開催で合意

Posted May. 07, 2004 22:39,   

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韓国と北朝鮮は、第14回南北閣僚級会談最終日の7日、早期に南北軍事当局者会談を開催することで電撃的に合意した。

当初特別な合意事項なしに最終会議を終えたが、韓国側代表団が平壌(ピョンヤン)を発つ直前に北朝鮮側が態度を変えて、南北軍事当局者会談の開催要請に同意した。

このため、同日午前に公開した共同報道文に、「南北は軍事当局者会談を開催することで合意した」という文句を追加発表した。

韓国側首席代表の丁世鉉(チョン・セヒョン)統一部長官は同日、「(宿所である高麗ホテルを発つ直前に)北朝鮮代表団長であるクォン・ホウン内閣責任参事が首席代表協議を要請し、『軍事当局が将官級会談に同意するというメモを伝えてきた』と通告してきた」ことを明らかにした。

丁長官は、「クォン責任参事はすぐに可能であると言い、第13回会談での『将官級会談の開催を軍部に建議する』という表現とは違い、今回は会談開催に合意したため、実現の可能性が高い」と話した。丁長官は、今月中に会談開催の可能性もあるという見方を示した。

しかし第13回会談当時、北朝鮮側代表団が軍事当局者会談を「軍部に建議する」と明らかにした時、統一部は「実現すると見ていい」と断言したのだが、実際には会談は実現しなかった経緯がある。したがって今月中に軍事当局者会談が開かれるかどうかは、もう少し見守らなければならない。

南北は同日の最終会談で、第15回閣僚級会談を8月3〜6日にソウルで開催することで合意した。また第10回離散家族再会行事を、来月19〜24日に金剛山(クムガンサン)で行うことで意見の接近を見た。



金昇鍊 srkim@donga.com