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北朝鮮、爆発事故への支援に謝意表明 南北閣僚会談が開幕

北朝鮮、爆発事故への支援に謝意表明 南北閣僚会談が開幕

Posted May. 04, 2004 22:29,   

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韓国と北朝鮮は5日午前10時、平壌(ピョンヤン)にある高麗(コリョ)ホテル2階の会議場で、第14回長官級会談の最初の全体会議を行い、北朝鮮の核問題と将官級軍事当局者会談の具体的な日程、第10回離散家族再会行事など南北関係の懸案について話し合う。

韓国側は、来月下旬に予定されている第3回6者協議で北朝鮮核問題の実質的な進展がなければならないと強調し、「6・15南北共同宣言」発表日をきっかけに第10回離散家族再会行事を行うことを提案する予定だ。

これに先だち、丁世鉉(チョン・セヒョン)統一部長官を首席代表とする韓国側代表団47人はアシアナ航空チャーター便で4日昼、平壌に到着した。

平壌順安(スンアン)空港には、北朝鮮側の次席代表であるチェ・ヨンゴン建設健在工業次官を含む4人の代表と随行員らが出迎えた。また、今会談から新しく北朝鮮代表団長として出席するクォン・ホウン内閣責任参事は、会談場と代表団宿所を兼ねている高麗ホテル正門で韓国側代表団を迎えた。

丁長官は、高麗ホテル2階6号室でクォン・ホウン団長と10分間歓談を交わし、「龍川(ヨンチョン)駅列車爆発事故で亡くなった方が多いと聞いているが冥福を祈る。けがをした方や家を失って苦境にさらされている方々に南の政府と国民を代表して慰めの言葉を伝える」と話した。

これに対し、クォン団長は「韓国側の各界各層の人民らの惜しみない支援にありがたく思う」とし「北朝鮮と韓国はお互いに被害を受ければ助け合う相互協力が民族固有の美風良俗だ」と答えた。

双方の代表団は同日夕方、平壌人民文化宮殿でパク・ボンジュ北朝鮮内閣総理が主催する晩餐に参加した。



金正勳 jnghn@donga.com